2007年7月7日土曜日

東京タワーのそばの小さいけれどすばらしい図書館

 よそ様のブログの受け売りになってしまいますが、「文芸同人誌案内」登録サイトであり、私のRSSリーダーに登録しています短説ブログこの記事で紹介されています三康図書館のページに行ってみて、「同人誌」が多く所蔵されているのにほんとうに驚きました。うちの雑誌などないだろうと思っていましたが、最後のアルファベットのところにあるではありませんか。
 先のブログの管理者の方も送ったはずのない図書館に自分たちに雑誌があると驚かれていますが、雑誌がそこにたどり着いた経路、少し想像がつかない訳でもありません。でも想像でものは言えませんし、そんな詮索はどうでもいいことで、こういうひっそりした私立図書館に全国の同人誌がこれだけ集合していることのすばらしさを喜ぶべきでしょう。
 どんなにネットの時代だ、デジタル文学館だなどと叫んでみても、ネットをのぞくこともなく小説を書き続けている人たちの数は文芸同人誌ではまだ多数派でありますから、印刷された紙媒体の同人誌の存在価値はまだまだ捨てたものではありません。
 それにしてもです。印刷された文芸同人誌の行方の大方は、最終的には資源ゴミとしての宿命を背負っています。この図書館にたどりついた雑誌のように資料として大切に保管されるのは、ほんの限られた部数でしょう。
 私の尊敬する先輩は、溜まりに溜まった同人誌を、かなり以前に居住する市の図書館に寄贈された。その当時はそうやって受け入れられたが、今、私が同じことをしようとしたらこの市の図書館から断られそうな気がします。すでにかなり前から新刊でない本の寄贈が断られているのだから、古い同人誌の受け入れなど訊ねてみるまでもありません。

 ですから余計にこの図書館に感心してしまいました。東京タワーの足元にあるようですから、近くまで行ったら入館してみましょう。
��なお、この図書館は戦前有名だった博文館という出版社が創設した大橋図書館が前身のようです)

2 件のコメント:

  1. はじめまして。「短説ブログ」の編集人です。
     思いがけなくトラックバックありがとうございます。
     当方のブログをRSSリーダーにご登録されているとのこと、これまたびっくりというか、嬉し恥ずかしというのか……。
     三康図書館には本当に驚きました。まだ行ったことはないのですが、しがない「同人誌」が多数所蔵されているだけでなく、それらを細かくデータベース化しているのにも感心しました。日本の町の図書館はまったく駄目ですね。図書館の本来の機能を果たしていません。有料だろうが土日が休みで開館時間も短かろうが、こういう図書館は貴重で、多くの人が訪れて、今後もいい運営が続けられるのを期待しています。

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  2. あ、済みません、悪いことは出来ないものです。
    検索を除けるために「このブログ」だの「この記事」だのという不埒な書き方をして、申し訳ありません。
     そんなことをしてもバレバレですので、今からきちんと書き直し致します。
     もう日本の田舎は瀕死状態で、その公立図書館と来たらリクエストの多い読み物は3冊、5冊と複数購入いたしますが、高くて入手困難な純文学系の本は置いてくれませんし、同人誌など問題外です。
     私の住む市の図書館は総合文芸誌は「新潮」しか無いのです。「文學界」も「群像」も、カウンターの向こうに立っている女性たちは知らないんですよ。泣けてしまいました。
     「文芸同人誌案内」の掲示板でも「三康図書館」の宣伝しておきました。

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