2009年8月30日日曜日

つながらないものをつなげる

 いつもは朝食前か夕方なのだが、今日は土曜日なので、午後、日中にキュウリ、ナス、トマト、オクラ、茗荷、インゲン、万願寺とうがらし、バナナなんばん、パプリカ、激辛とうがらし、でんすけ西瓜の最後の8kg級、「長ちゃん」という名の長いカボチャなどを採りに行った。

090829oyamabokuchihanakukisetujyo.jpg そのまま家に帰るのはもったいないので、オヤマボクチの花茎を、採種用の5株ほどを残して、ほかはみな切除した。一度花茎を切ったのだったが、もっと根元から切らなかったので、また花茎が再生して伸びて来てしまった。これだけの花を咲かせて種を付けさせるのは来年度の葉の収穫のためには良くないので切除しなければならない。
 写真はようやく右の通りの花茎を整理したところ。
 
 
 夕方、時間に余裕があったので、またまたオヤマボクチをつなぎにした蕎麦打ちを決行。普通の二八蕎麦だと早いのだが、オヤマボクチの場合はこねる時間も長く、延した後すぐに切りに入れなくて一時間近く乾燥させなければならないので、倍以上の時間がかかってしまう。
 今まで一度も気に入った蕎麦にならないので、かなり依怙地になっている。
 先ずは500gのソバ粉に2gのオヤマボクチ。通常1kgに対して5gと言われているが、若干少なめにした。それから、本場では打ち粉に片栗粉を使っているという記事を読んだのでちょっとピンと来ることがあり、初めて打ち粉に片栗粉を使ってみた。(本来ならば、打ち粉に片栗粉などうどんじゃあるまいし、邪道であるが)。
 加水率は手にベタベタつかない程度にぎりぎり多く57%くらい。(ちょっと多かったような)
 その結果、これまでで最も薄く延せたこともあり、食感はこれまでのオヤマボクチ蕎麦ではいちばんよかった。オヤマボクチを入れながら延しが厚いと必要以上に感じてしまう「もちもち感」も無くなり、歯ごたえも、固いという感じではなくコシがあるという感じになった。しかも、オヤマボクチ蕎麦はコシがあって喉越しもよいという評判だったが、自家製のオヤマボクチ蕎麦が喉越しが特別に良いと一度も感じられなかったのに、今日はつるつると喉越しが良かった。以前、数回ほど「フノリ」を併用したものの喉越しよりピュアな喉越しであるが、何のことはない、これは打ち粉に使った片栗粉の影響ではないか、(ーー;) 。
 メッシュの細かいソバ粉ならともかく、粗挽きを混ぜたソバ粉にオヤマボクチだけで喉越しがよい蕎麦にするのは相当難しい。
 やはり二八から十割の方向へ向かうべきか。
 

2009年8月29日土曜日

散文

 ロルカ全集が届いた。1巻と2巻。箱入りで、2冊ともに430頁前後。合わせて厚みが9cmあるのには圧倒される。
 しかも全3巻なので、もう1巻探さねばならないことが判ったが、こんなくらいだったら最初から3巻揃いを注文すればよかった。

090828lorcazensyu1.jpg さて、第1巻には、ロルカ20歳の時の最初の散文集『印象と風景』の15編全文が翻訳されていて、これが実にいい。
 だが、これは後年書かれたような詩ではない。さりとて小説でもない。
 散文詩? それもちょっと違うような気がする。散文なのである。
 印象としてはカフカの『観察』に近いのだが、いやいや、詩人ロルカが20歳でこのような散文集を書いて本にしていたとは驚きでした。
 小説も、そもそもこういう散文からスタートすべきであろう(などと考えるから書けなくなるのだけど......(ーー;)。

2009年8月27日木曜日

播種後一ヶ月

090826sobafarmhanazono.jpg
 
 これは7月26日に試験的に先行播種したソバで、ちょうど一ヶ月。この、畑ならぬ造成された宅地は、昨年oyamabokuchi栽培用に借りて植えたものの全滅したので地主に返すつもりだったが、ソバを播いてみた。やはり水捌けの悪い場所の成長がよろしくない。ソバの収穫が済んだら返そうと思う。そして、来年度はもう少し水捌けがよく地力のある畑を借りられたらと、あちこちに声をかけている。ソバはともかく、rhubarbの選抜と株分け用に少し余分な場所が必要なので、今借りている家庭菜園用の畑だけでは足りない。また採種する場合他の品種と交雑しないようにするにも、どうしても別の場所が必要となる。株分けは有望な株の増殖には有効な方法だが、今以上に有望な株を探すためには採種や播種で新たな特性を持った株(突然変異)とのめぐりあいを俟つほかない。
 この頃は、跡継ぎのない農家の畑が草茫々だったり、トラクターで耕運しているだけだったり、そういう畑ばかりが目につくが、かといって見知らぬ誰にでも貸す訳はなく、またこちらもせっかく研究中の株を盗まれる可能性まで考えて、貸してくれるならどこでもいいという訳にはいかない。
  場所の選定がなかなか難しい。

2009年8月26日水曜日

牧神社版

 Federico garcia lorca: el divan del tamaritの全12曲を聴いてから、ロルカがらみでいろいろ検索していたら、「ロルカ全詩集」が青土社版だけでなく牧神社版があることが判明。
 それがさる場所に一冊あったので、4,000円とちょっと高いが、多分稀覯本の範疇に入ると思われるし、入手困難なことは確かなので、速攻で注文、(ーー;) 冷汗。


2009年8月25日火曜日

本日急遽ソバ畑除草

 Tさんの都合で、今日、急遽、ソバ畑の除草をすることになった。家庭の事情で早く来られないTさん、ようやく10:00に到着。
 Tさんは管理機で、私はミニ管理機で北と南から始めるが、やはり機械が小さい方がスピードが遅い。

090824sobafarmjyosou.jpg 
 正午を過ぎてあと4通り。向こうに小さく背中が見えるのがTさん。それにしてもこの畑、向こうまで100m近くあるのではないかと思われる。
 すべて終えたのが12:45。午前の仕事を午後に回していたので、そそくさと昼食を済ませそのまま仕事に復帰。

2009年8月22日土曜日

速い

 Annick CisarukのCD「annick cisaruk」がカリフォルニアからもう届いた。499円+340円で、ほんとうに届いた。(ユタ州からの種もいっしょに郵便受けに入っていた)。いつもこのくらい早いといいのだけど。

090821annickcisarukcd2.jpg090821annickcisarukcd1.jpg

 内容は全16曲で、以下の通り、アズナブールとレオ・フェレの曲が一曲ずつのほかはルイ・アラゴンの詩7曲、ボリス・ヴィアンの詩7曲。
 ご機嫌であります。

090821annickcisarukcd3.jpg

 早速iTuneにエクスポートし、更にiPodにも取り込みました。
 そういえば一昨日、ぎっくり腰の家人を整形外科に連れて行ったが、あまりにおしゃべりがうるさいおばあさんがいたのでiPodで音楽を聴こうとしたら、電池切れでした。夜、聴きながら眠ってしまい、電池切れしてしまったようです。




 ついでながら、いつもの試聴サイトで興味半分で「Federico garcia lorca」を検索したら、アマゾンやHMVなどはまったく異なるCDが9枚ヒット。
 そのうち、3枚をとりあえず聴く。
 スペイン語はまったく知らないので、仕方なく、時々、google翻訳の「スペイン語→日本語」を使用。
Federico garcia lorca: el diván del tamarit 「フェデリコ・ガルシア・ロルカ:タマリットの寝椅子」12曲
 これはすごい。ロルカが銃殺される前に書いた詩「タマリットの寝椅子」に曲がつけられているが、とてもいいです。
 youTubeに一曲アップされていました。



Lorquiana: canciones populares de federico garcia lorca  12曲
 これはAna Belenという女性歌手がロルカのポピュラーな歌を歌っている。
Paco ibanez (vol.1) 12曲、6曲がロルカ、6曲がゴンゴラの詩をPaco ibanez という人が歌っている。



2009年8月21日金曜日

今年はこれでおしまい

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 夕方、一時間早く仕事を切り上げて2回目播種の苗を持って菜園へ。
 もう根が回ってしまったらしく、そのせいで赤味を増しているのかもしれないとも考えられるし、定植がこれ以上遅くなると越冬がきびしくなるので植えてしまうことに決めた。
 先ずは先に播種定植したものの、その後、緑色が強くなってしまったものを12本ほど抜き、そこへまた新たな苗を定植。
 先に植えた苗はかなり成長しているが、数本は真夏にもかかわらず首まで赤い。

090820rhuared2.jpg

 結局はこれらを株分けすることになるのだろうか。
 残る30本は多年生植物ゆえにどこに植えてもいいという訳にはいかないので、植えたいと思う場所に豆好きな母親のつるありの豆が繁茂中であり、別の場所に、取り合えずは本来より半分の狭い間隔で仮植えしておき、来年春に植え替えすることにした。

090820plantingrhuba1.jpg

 今年のRhubarb狂いもこれでおしまい。
 来春播種予定がさらに1種類増えて、4種類×300粒になってしまったけど......、多分、今日植えた品種が本命だろうとは思っている。



2009年8月20日木曜日

雑草

090820sobafarm.jpg

 ソバ、播種量が少ないせいか、まださびしい感じ。
 雑草が生きている。来週にはT屋さんとふたりで管理機で草退治の予定。





��6日の記事に書いた、アマゾンに15日に注文したCD。アメリカ発送にもかかわらずCD本体が499円、送料340円なのを怪しんでいたが、当のアメリカの業者から現地15日(日本の16日)に、USPS: Standardで発送したというメールが着信。アメリカ合衆国郵便公社の普通郵便で発送したということらしい。
 ちなみにこの会社、日本人女性を雇用しているらしく、ふたりの日本人女性らしき署名があり、メール本文も日本語だった。助かります。
 ネットはかくも簡単に国境を越えてしまうのですね。

2009年8月19日水曜日

試してみよう

 時間が無いので、夕食後にソバ打ち。久しぶりにつなぎはオヤマボクチだけで打ってみた。
 家人には評判が悪いので、自分用にソバ粉500gに2g。これを3回に分けて食す予定。
 かつては夏のソバなどまずくて食えないというイメージだったが、冷凍保存したソバ粉のおかげで真夏でも冷たい水できゅっとしめたソバはおいしい。
 どうもしかし、今回も、加水量がまだ少ないのか妙に固く、薄く延せず明らかに失敗。オヤマボクチ蕎麦は厚いともちもち感が強すぎてダメなので、とにかく薄くしてやや幅を広めに切った方がよさそうなのだが、固くて薄くならない。
 それから、かの地では打ち粉に片栗粉を使っているらしいので、次回、試してみよう。意味があるのかもしれない。

2009年8月18日火曜日

P(リン)と光と気温

 Crimsonタイプの赤茎系の(はずの)種を注文播種して、一回目の苗は140粒ほど播種したなかから40本ほど選抜して菜園の隅に植えたが、これがこの頃なぜかやや緑化してきているのに比べ、二回目注文播種した苗(30本/300粒)はまだ庭先に置いてあるのだが、曇天から晴れ模様に変わったとたん、赤化が著しくなって来てうれしいのだが、真夏になってどうして? と首を傾けた。
 そういえば、ポットに仮植して根付いた頃を見計らってP(リン)を相当量ばら撒いたことを思い出した。これといった科学的根拠は無いが、P(リン)と光がアントシアニン生成に関係があるような気がして。これが実証できたらすごいことになるのだけど。

090817rhuba.jpg

 それにしても、これまで見たことがないくらい、葉の近くまで赤い。このままずっと赤ければいいのだが、これまで試みた品種はすべて、畑に植えるとどういう条件でか緑化してしまうのだった。
 真夏のように気温が高く華氏70度より高い時には一般的にそうであるらしいが、真夏でも赤いこの品種は、9月、10月と気温が下がっていったらどうなるか、観察するのが楽しみです。
 そうそう、菜園の方に定植した彼らにもP(リン)を多めに撒いてみよう。ほんとうは2列あるうちのどちらか1列にだけ撒いて、もう一列は撒かないで比較対照すればいいのですが、つい欲を出して全部に撒いてしまう。そこがしろうとです。
��ピタリと雨が降らなくなったので、撒いてもすぐに効果は現われないだろう)

2009年8月17日月曜日

 Annick Cisarukという歌手は本国でもマイナーなのか、それともほかに理由があるのか、フランスの試聴サイトではB・ヴィアンがらみのCDではひっかかるものの、本人名義のCDはヒットしない。
 そこで場所を替えてあれこれ検索していたら、さる書籍中心の日本のショッピング・サイトに新品ながら499円送料340円という格安なCDに遭遇。妙なことに、新品が499円なのに中古CDが2389円、3188円という腑に落ちない価格。輸入CDで新品のまま売れずに年数が経ったものを投売りということなのだろうか。しかもこの3点すべてが国内ではなく米国からの発送であるらしい。小包ではなく郵便扱いで来るにしても340円?
 眉唾な気持ちで注文ボタンを押したが、注文確認のメールに続いて発送したというメールも着信した。
 ?

2009年8月16日日曜日

花が咲いて実がつくまで

090815sobafarm.jpg
 (画像クリックで拡大表示)
 朝、涼しいうちにまたソバ畑の見回り。このくらいの発芽状況ならまずまず。
 雨が多かったので、草の根が生きて立ち上がっている。今月中に一度管理機で除草すれば、あとは花が咲いて実がつくまですることなし。

2009年8月15日土曜日

見つけた

 「ボリス・ヴィアン・シャンソンと唄われた詩」というページを見つけた。
ここに「シャンソンと唄われた詩、完全リスト」というリストがあって、シャンソンや詩のタイトルのほかに、作曲者や歌った歌手名が書かれており、さらにリンク線が張られている歌手名をクリックすると全曲ではないが数十秒試聴できるようにさえなっている。
 日本から出たことのない私には第一級の資料です。
 たとえば「À tous les enfants(すべてのこどもたち)」は作曲者がクロード・ヴァンスで、唄った歌手はカトリーヌ・ソヴァージュ(1983年公開録音、2003年)、ジョーン・バエズ(1983年公開録音)、マガリ・ノエル(1989年公開録音)、Loes Snijders (1999) 、Annick Cisaruk :2000 2001、Francesca Solleville (2001)と記されており、リンクされている歌手の歌が試聴できる。うーん、すごい。
それから、レーモン・クノーとボリス・ヴィアンがいっしょに歩いたという「Rue Watt(ワット通り)」という詩。これは作曲者が複数で1Mouloudji, Assayag  2 Yves Gilbert 3 Jean-Marie Hummel。
「Rue Watt(ワット通り)」を検索していて、同じ題名で曲が違うものがあり変だと思っていたら、そういう理由だった。
この曲も、これだけの歌手とヴァージョンが存在するが、私が好きなのはAnnick Cisaruk が唄っているもの。作曲はどうやらYves Gilbertのようである。
Philippe Clay (mus. 2, 1971)
Mouloudji (mus. 1)
Sarah Boréo (mus. 2, 1981 en public)
Magali Noël (mus. 2, 1989 en public)
Jean-Marie Hummel (mus. 3, 1995)
Loes Snijders (mus. 2, 1999)
Annick Cisaruk (mus. 2) :
2000
2001
Mathieu Rosaz (mus. 2, 2001)




 待ちに待った青空。何十日ぶりだろう。
 盆休みながら客は無し、母親は弟の家へ行き、配偶者は朝食の準備中にぎっくり腰で身動きできない身となり、置いて遊びに行くわけにも行かないので、九時過ぎから数件の新盆見舞いを済ませてからは終日家に。晴天でずっと乾燥中だったoyamabokuchiの葉がパリパリになっているので、庭の木陰で、iPodでお気に入りの曲を聴きながら、葉を粉砕してフルイにかける作業をした。
 粉砕する機械が家庭用で容量やパワーが小さいのと、定格時間が1分と短いので、4回~5回ほど粉砕を繰り返さなくてはならない。
 業務用の中古が格安でネット・オークションに出ているが、どうも私はオークションは性格的に無理なようです。



2009年8月13日木曜日

雨が必要だったり、太陽が必要だったり

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 昨日様子を見に行くつもりだったが時間がなく、今朝、朝食後にさっとソバ畑を偵察。
 昨年の旱魃とは対照的で雨ばかりなので普通に、播いた通りに筋をなして発芽していました。
 今のところ、昨年のような鳩、雀の食害もないようで、ほっとしました。
 ただし、雨ばかり降っているので、枯れるはずの雑草が立ち上がって来ていますので、10日後くらいには管理機での草退治が必要。





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 こちらは、ようやく雨天曇天の日照不足から逃れて二日ほど太陽に照らされ、案の定、緑のものははっきり緑に、赤いものはより赤くなってきた。
 やはり、同じ品種の同じ母株から採取された種からでも、光線に当たると緑になるものと、赤くなるものがある。今年はあまりに天候が悪すぎて、そのことの検証がなかなかできなかったが、さて、もうしばらく良いお天気が続いてほしいものです。
 かくして100粒、1000粒のなかから意にかなった特性を持つ株がひとつでも見つかればいいのですが、結果は少なくとも来年の夏まで待たないとはっきりしません。
 こうして春から3種類を4回試し播きをしたほかに、すでに来年の春に播種する種も3カ国から300粒ずつ取り寄せてあるが、一昨夜、初めての種苗会社にもう300粒注文を出しておいた。(もの狂いも度が過ぎている)。
 Googleのサービスのひとつに「Scholar・世界中の学術論文を検索」というのがある。






 今夜は Poetes & chansonsシリーズのなかの1枚、ジャン・コクトーが結構良くて、20曲全部を聴いてしまった。
 それにしても結構毒のある詩人も多いはずだが、曲が付けられて唄となることでどうなってしまっているのだろう。フランス語が皆目判らないのが歯がゆい。高尚な詩人の作品が演歌同様に庶民の耳に届けられるのだからよし?
 さて、今夜こそ小説1編。
 今年のお盆休みはこどもたちも仕事の都合で帰省せず、ほかの客もない見込みなので、静かな休みになりそう。


2009年8月11日火曜日

あった

題名 le tzigane
唄 pia colombo
曲 j.bertille
詩 boris.vian




同人誌の作品を2作読む。もう1作読了する予定がNHKの「海軍反省会」についての番組を見てい読めず。このような反省会があれだけの回数続けられたというのも驚き。

2009年8月10日月曜日

幼穂(ようすい)から大人へ

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 種まき、田植えが遅いわが家の自家用稲もついに穂が顔を出し始めた。茎のなかで成長を始めた幼穂(ようすい)が顔を出し、大人になって一人前の実になってゆく過程がわずか一ヶ月半くらいで観察できる。
 今日は日曜なので午後水田の周囲に雀除けの糸を張る作業。釣りのテグスを張る人もいるらしいが、後始末に難があるので、昨年とおりの木綿糸とナイロン糸の2種類を用意し、周囲にはナイロン糸、上には木綿糸を張った。少しくらいは雀に食べられてもいいが、たまにうっかりしていると集中攻撃を受けることがあるので、これくらいの防御はしておかいないと。
 

syouyoujyu7.jpg 福岡県の二人誌「照葉樹」7号をメール便で頂戴した。
作品
「同行(どうぎょう)」垂水 薫
「遊境」水木 怜
「銀玉と吉子(きちこ)」水木 怜

ふたりでも文芸誌を出せるのであるし、編集発行も交替でされている。同人数十人の雑誌とどこが違うかというと、どこも違わない。むしろ夾雑物がないだけにすっきりとしていて、しかも雑誌の姿勢は明確である。
 つくづく、文芸誌は人数が多ければいいというものではないし、出せないものでもないということを再認識。
 今夜からさっそく読ませていただきます。

 昨夜、ジュール・シュペルヴィエルの詩が歌になったCDを聴いた。2曲目の「海の上の少女」は歌ではなく朗読だったのでがっかりしたが、ほかの曲はなかなかよかった。今夜はロベール・デスノスの詩が歌になったCDを聴きます。

2009年8月8日土曜日

種まき2009

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 本日、T屋さんとのソバ共同栽培畑の種まき。T屋さんがトラクターで耕運整地したところへ播種機で1m間隔で播種。ほぼ二時間ほどで終了。足跡に挟まれた幅広の筋が播いた場所。
 ほぼ900坪か1000坪くらいの畑。
 昨年は、旱魃で芽が出ない、鳩に種を食べられるで散々でしたが、ことしは雨が多いし、今夕も雨が降ったので4日もすれば発芽すると思います。昨年の雪辱を果たせますかどうか。
 昨年まで二年通った畑は今年度は真ん中に更にサクランボを植えられ、ソバ栽培はやめることにしたので、この共同栽培の畑が頼りです。

 今夜はレーモン・クノーの詩に曲がつけられた21曲を聴いている。こんな風にあっけなく曲をつけられてしまうと、難解高尚な詩ではなくなってしまったような、妙な感覚です。

2009年8月7日金曜日

それくらいの覚悟、それだけの能力

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 まだ熟しているかどうか悩んだ末にでんすけ西瓜を一個採った。やや小ぶりで6,5kg。この後包丁で二つに切ってみたが、身は赤く、種も黒くなっていてどうやら大丈夫らしい。試食してみたところ、日照不足な割には甘い。ビニールで屋根をかけたので一度も消毒しなくても葉の病気にもかからず、またアブラムシやハダニにも付かれず、無農薬で西瓜が収穫できた。雨の多い時は害虫の発生は少なく、病害が多いのだが、今年は妙なことに雨が多いにもかかわらずキュウリの葉にベト病やタンソ病があまり広がらず、キュウリが生り過ぎで困っている。今日はT郎君の家に食べきれないキュウリ、ナス、甘とう、モロッコ、茗荷、桃太郎トマト、ミニトマト・アイコなどを届けた。
 日照不足だが、わが家の水呑水田の稲も早いものであと1cm、標準であと3センチくらいで穂が顔を出しそう。雀除けに糸を張らなければ。
 明日はT屋さんと共同栽培のソバ畑の播種作業。午前中にT屋さんがもう一度トラクターで耕運し、それから播種機で播く予定なのだが、T屋さんが畑に来られるのは10:30というので、厚いさなかに播種機を押すのはかなわないので、私は別行動で午後3時過ぎに行って播種を受け持つことにした。やはり、共同栽培は難しい。旧ソ連や人民共和国の集団農場で生産性が極端に低かった理由が、実感的に理解できる。

 小説、相変わらず、一歩前進しては三歩後退。
 今回書き遂せなかったら、小説を書こうとするのはやめ、同人誌を発行するのもやめ、管理運営しているすべてのウェブサイト、ブログも閉鎖しよう。それくらいの覚悟はしているのだけれど、それでも小説は一向に前へ進まない。埴谷さん言うところの「不可能性の文学」?
 個を描いて普遍に迫りたいのだけれど、それだけの能力さえも......。
 

2009年8月6日木曜日

キャベツを植えたりランボーを聴いたり

090805cabbageteisyoku.jpg 早寝早起きの年寄りにつき合って、早朝、朝食前に家庭菜園へ。ミニカルチ持参で秋キャベツの苗を定植。キャベツを種から播いたのは今年初めて。春キャベツがうまくいったので、秋キャベツもということで、プラグ・トレイの空いたもの2枚に直播きしてみたが、プラグ・トレイが同じ72穴でもメーカーやセルの形が違っているので苗の生育に差が生じた。やはり、セルの深さがやや深い方が土の量も多くなり、そのせいか大きくなった。右の通りが小さめの苗、左が大きめの苗。計43本。残りはT屋さんに。

 
 今夜も Poetes & chansons。
 ランボー原詩のシャンソン、20曲を聴いた。
Les poetes de sept ans
Chanson de la plus haute tour
Sensation(
Au cabaret vert(キャバレー・ヴェールにて)
A la musique
Le dormeur du val
Le pauvre songe
L'etoile a pleure rose
On n'est pas serieux quand on a 17 ans
Voyelles (母音)
L'eternite(永遠)
La maline
Bannieres de mai
Ma boheme
Ophelie
Le bateau ivre
Reve pour l'hiver
Le mal
Alchimie du verbe
J'ai tendu des cordes

 真夏の夜、一晩にひとりずつ聴いてゆくのも、涼しくていい。
 レーモン・クノーやシャルル・クロスもつまみ食いして少し聴いてみたが、どれもなかなかいい曲が付けられている。シャルル・クロスの「燻製ニシン」は予想通りにコミカルな曲調。

 昨日、前触れも無く長男が帰省した。旧盆に勤務になったので、4日から8日まで早めの休暇とのこと。今日も400ccにまたがって終日どこかへ。寡黙なのはいいが、行き先くらい言って行きたまえ。(昔の自分も、行き先も告げずに日本の夏をあちこちをふらついていたのだから、何も口に出しては言えませんが......)
 夕方ソバ打ち。外二八で600g。やや加水が多すぎたか、柔らかめ。年寄りにはこのくらいがいいが、自分には不満。女ふたり、男ふたりで、量はどうかと思ったがまずまず満腹(メタボリック症候群スレスレが!!)。

2009年8月5日水曜日

さすがに

 フランスのEPMというレコード会社から Poetes & chansons というシリーズが出されているのが判って、検索してみたら39のCDがぞろぞろ。
 知らない詩人は省略して、知っている名前だけをあげてみます。
Paul Verlaine(ポール・ヴェルレーヌ)
Raymond Queneau(レーモン・クノー)
Charles Beaudelaire(シャルル・ボードレール)
Jean Cocteau(ジャン・コクトー)
Alfred De Musset(アルフレッド・ド・ミュッセ)
Charles Cross(シャルル・クロス)!!
Robert Desnos(ロベール・デスノス)
Jules Supervielle(ジュール・シュペルヴィエル)
Pierre De Ronsard(ピエール・ド・ロンサール)
Jacques Prevert (ジャック・プレヴェール)
Louis Aragon(ルイ・アラゴン)3枚組66曲
Louis Aragon(ルイ・アラゴン)1枚24曲
Arthur Rimbaud(アルチュール・ランボー)
Victor Hugo(ヴィクトル・ユゴー)
François Villon(フランソワ・ヴィヨン)
Gérard De Nerval (ジェラール・ド・ネルヴァル)

 Boris Vianもあったはずだがここには無いところをみると在庫無しなのかもしれない。
 (ebay Franceにもどれだけあるかあたってみよう)
 シャルル・クロスって、まさか「燻製ニシン」はないでしょうね。あ、ありました。「Le hareng saur」。ランボーの「Sensation」も歌になっています。あのロベール・デスノスやレーモン・クノーの詩にまで曲が付いているなんて、フランスって、さすがにすごい国。
 宝の山を前に呆然。

2009年8月4日火曜日

クロード・ヴァンスとアンリ・サルバドール

 昨日書いたアンリ・サルヴァドールを追っているうちに、「Hommage Boris Vian, chanson, humour, jazz & poesie」(4枚組)のなかの3枚目CDが、クロード・ヴァンス(Claude Vence)という男性歌手がヴィアンの歌を唄った23曲がそっくり収まっていて、つい全曲、聴いてしまった。
 どんな歌手かと検索してみたが、「Je voudrais pas crever」というヴィアンの23曲を歌ったCDが一枚だけしかヒットしない。このCDがそのまま「Hommage Boris Vian, chanson, humour, jazz & poesie」に収録されたということらしい。
 それにしても、ヴィアンの歌はこんなにしんみりでいいのだろうか。むしろアンリ・サルバドールが唄うようなおちゃらかした唄い方がぴったりのような気がするが、これはこれで捨てがたい。Itune に入れてiPodにも移したいような気がする。

 そうそう、アンリ・サルバドールの「Henri salvador chante boris vian」というCDが今年になって発売されているのだけど、この1曲目が「Je peux pas travailler」という題名、直訳すると「ぼくは働かない」。この題名だけでヴィアンの「公民論」が思い出された。このブログの2006年5月4日に書いた記事

 詩であれシャンソンの歌詞であれ、ヴィアンが書いた詩をすべてまとめた全詩集のようなもの、フランス語でも構わないから、ありません? フランス語での検索は荷が重い......。
 「Boris Vian 全詩集」は「Tous les poèmes de Boris Vian」?

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 一ヶ月ほど前に受けた検診に結果を聞きに行くのを忘れていたので、本日、空き時間を見計らって出かけて行った。
 いちばん気にかかっていたPSA検査は0,7で無事通過、肺も異常なし。心臓、肝臓、腸もOK。腎臓わずかに数値が高いものあり。中性脂肪、標準値をわずかにオーバー。ウェストがメタボリック・シンドローム、すれすれ。
 一年中ご飯がおいしいので胃の検査は受けませんでした。

2009年8月3日月曜日

四〇〇篇

 Annick Cisarukがボリス・ヴィアンの「すべてのこどもたち」のほかに「ワット通り」も歌っていて、なかなかいいのでyouTubeに動画でアップされていないかと検索してみたが、セルジュ・レジアニの「ワット通り」はあったが、どうも音質が良くないし歌の感じが違うのでリンクを張るのはやめた。
 またAnnick CisarukのCDを検索したら一枚だけヒットしたが、そこには「すべてのこどもたち」も「ワット通り」も収録されていない。つまり、「Hommage Boris Vian, chanson, humour, jazz & poesie」でしか聴くことができない。
 ヴィアンの詩がどれだけシャンソンほかの歌になっているか、ノエル・アルノーの『ボリス・ヴィアン――その平行的人生』を開いてみたら、「四〇〇篇くらいはあるといわれている。アンリ・サルバドールと組んで作ったシャンソンだけでも八十二編あるが......」と書かれている。そうか、アンリ・サルバドールの歌はどうもしっくり来ないのだけど、一度聴いてみなくてはいけない。

 いや、今夜はもう少しこの本のなかのヴィアンの音楽がらみの部分を拾い読みしてみよう。

2009年8月2日日曜日

俗習の一日

 今日は、この地独特の8月1日のお墓参り。
 例年のごとく、あるいは数十年前と変わらず母親が手製の田舎饅頭を作り終えるのを待ち、それと花と線香を持って菩提寺へ出かけた。が、天候不順なので誰もが雨が降り出さないうちにと一斉に出かけて来たのか、駐車場も墓地のあちこちも、こんなに賑やかなのは初めての経験である。われわれが墓参を終えて下ってゆくと、手桶が空くのを待っているひとがいた。寺の境内の墓地があるのは古い檀家だけで、そんなに百も二百も墓地がある訳でもないので、墓参が集中しただけなのである。
 それから車で五分ほどの母親の実家の墓参りをしていったん帰宅。昼食後は妻の実家の墓参りに同道した。こちらはしばらく無沙汰していたので念入りに墓参。

 帰宅して玄関を開けようとしたら、足元に青いカミキリムシが死んでいて、ネットで検索したらルリボシカミキリ(瑠璃星天牛、瑠璃星髪切)でした。でもこのWikipediaの写真はかなりくすんでいて、実物はもっときれいな青でした。

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 それにしても、瑠璃星天牛という命名、感心してしまいました。



2009年8月1日土曜日

(ーー;)

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 試験的に先行播種したソバ、今年も種を鳩に食べられたり、発芽したものの双葉を雀に食いちぎられて茎だけが残っている!! プンプン。
 どうも、こういう住宅地の、人家に隣接した場所の方が鳩、雀の食害が多いのだという。人家のそばの方が鳩、雀は鷹、鷲、鳶などから隠れやすいのだと。
 いずれにしても、この場所は今年限りで返そう。近いだけが取り柄で、水捌け悪い、石や砂が多くて地力は低い。他を探そう。