2006年9月30日土曜日

ボリス・ヴィアンと誕生日が同じなのは

 たまたまボリス・ヴィアンとピエール・マッコルランの年齢差が気になり、Wikipediaで調べてみた。
ボリス・ヴィアン   1920年3月10日 - 1959年6月23日。 39歳。
ピエール・マッコルラン 1882年-1970年 ヴィアンより38歳年上で、その上88歳まで生きた。しかもマッコルランもパタフィジック協会の会員で、どうやら《太守》だかの称号も持っていたらしい

 え? 1920年3月10日? 1020年って、和暦だといつ? で、西暦和暦換算表なるページにアクセスしてみると、何と大正9年。 ん? 大正9年3月10日。 亡くなった父と同じ3月10日。お父さん。誕生日、替わっていただけません?

 ちなみにこれがボリス・ヴィアン。

vian1.jpg  vian2.jpg

 わが父は日本人には珍しく彫りの深い顔をしていたのですが、左側の写真のヴィアンにそっくりの写真があったような気がします。写真を探してみよう。……中身はただの誠実でアホなおじさんでしたが。


 『アルファとオメガ』の意訳、ほぼ終了し、今夜は訳文とリトグラフ18枚のレイアウト作業。Wordに画像をレイアウトするのは難しい。図の書式設定で「文字列の折り返し」の設定の仕方次第で、図が無茶苦茶に動いてしまうのです。

 わ、馬車がカボチャに戻ってしまう時間が近づいているので、さっさと寝ます。

2006年9月29日金曜日

今頃、AM●ZON初体験?(爆)

 仕事で外出したついでに「7イレブン」に寄り、『笑いの錬金術 フランス・ユーモア文学傑作選』を受け取る。短編、掌編で40篇収録。目次を見ていたら、マッコルランだけでなく、生田耕作氏が「海」の『屠殺屋入門』の解説で書いていたなかに名前のあったパヴロウスキーも2篇入っている。今は、書けないまでも一応締め切り日直前なので、読むのは編集作業が終わってからになります。

 7&Yのお届け状況のページを見たら、まだメールは着信していないが、すでに『わが悲しき娼婦たちの思い出』も発送済みで30日には到着するようだ。
 きちんと発売日に入手できるように配送してくれて、しかも送料だの代引き手数料無しの本代だけで済むのだから、田舎暮らしには両手を合わせて拝みたくなるようなシステムであります。(本屋さん、きついよね)
 同じマルケスの『コレラの時代の愛』(同じく新潮社、10月刊)は3,150円なのでまだ躊躇して予約を入れられずにいるが、しかし、『わが悲しき娼婦たちの思い出』よりも『コレラの時代の愛』の方がはるかに重要なので、結局は節約できるものは何でも節約して、こちらをオーダーすることになるのですw。

 ムンクの『アルファとオメガ』の意訳も、あともう少し。(しかし、英語はからきし自信無く、顔面蒼白の日々。文章の量は少ないのですが。)
 それから、間に合えば、ほとんどやけくそに開き直って、生まれて初めての私小説(もどき)。
 
 あまりの英語力の貧弱にあきれて、とうとうウェブ翻訳ソフトを購入することに。どの会社のどのソフトがいいか、ネット上での比較記事を参照しつつ、ソフトの価格を調査。結論はI○Mの製品に。それがなぜかAM○Z○Nの価格が破壊的価格なので、なぜかこれまで利用したことが無かったのに初オーダー。今頃になってAM○Z○N初体験なんて笑われそうです。
 配偶者に、「あなたのパソコンにも入れてあげますから半分出して下さい」なんて、とても言えません、よ、ね。
 そういえば……ことのついでに書いてしまいますが……「仏日翻訳ソフト」と「中日翻訳ソフト」も欲しいですw。

2006年9月28日木曜日

先日の画像

kumatyui.jpg

 場所は軽井沢ではないし、S武でもない別の鉄道会社の分譲別荘地である。
 どうもしかし、熊が出ると脅してキノコ山菜採りに入山する人を心理的に規制しているのではなかろうか。軽井沢にも熊が出没しますので、一応、ラジオ持参ですが。
 乾燥気味でキノコの発生が停止してしまったような感じですが、昨夜の雨ですこしは状況が変ればいいのですが。
 今朝は、霧の中、出始めの小さいアイシメジ、サクラシメジ、株は小さめだが軸の太い釈迦シメジ。

 7andYより、G・マルケスの『わが悲しき娼婦たちの思い出』が入荷したので梱包準備に入りますというメール着信。一ヵ月後には『コレラの時代の愛』が同じ新潮社から出る。
 そういえば、白水Uブックス・90「笑いの錬金術 フランス・ユーモア文学傑作選」が今日、7イレブンに入っているのだった。明日、忘れずに受け取りに行かないと。

2006年9月27日水曜日

ヴィアンの屠殺屋入門補追

以前のブログには載せましたが、このブログに載せたかどうか記憶にありませんのでもう一度アップいたします。

 これが幻の『屠殺屋入門』生田耕作訳・サバト館

viantosatuya.jpg

 これはカナダで2003年に上演された芝居『屠殺屋入門』のポスター。戯曲の内容にぴったりのなかなかのポスターで、これを発見したときには小躍りいたしました。画像をクリックすると倍に拡大表示されます。

equarrissage.jpg

2006年9月26日火曜日

同人誌原稿&マッコルラン2

 この二日で三名の同人から原稿添付メールが着信。皆さん、偉いです。それに引き換えわが身の不甲斐なさ。というか、相変わらず自分の書くものがつまらなさすぎる。

 昨日のピエール・マッコルランについて。
 以前のブログに書きましたが、昔、中央公論社で発行されていた文芸総合誌『海』の1970年11月号というものすごく古い雑誌に、実は「特集ボリス・ヴィアン」があり、その最後に戯曲「屠殺屋入門」(生田耕作訳)が掲載されています。だから、先日、ネット古書店で発見して在庫確認メールを送信したがナシのつぶてで返事が無いので諦めた「屠殺屋入門」(生田耕作訳・サバト館発行)が入手できなくても構わないのですが。
 その『海』掲載の「屠殺屋入門」の後ろに、生田耕作氏の2頁たらずの解説があります。その解説にヴィアンに影響を与えた作家として、マッコルランの名が挙がっている。
文学的想像力の領域でヴィアンに影響を与えた作家たちの名前を、参考のために、つぎに列挙してみよう。ジャリ(とくに『フォーストロール博士の言行録』)、クノー(『きびしい冬』)、マッコルラン(『反吐の家』、『海賊の唄』、『冒険家の手引き』)、カフカ(『徒刑地にて』)、マルセル・エーメ、セリーヌ、ド・パヴロウスキイ、ハリー・ディクソン、ウェルズ、S・F、アメリカ小説……。以上のリストを見渡して指摘できることは、ほとんどすべてがアナーキスト的傾向の作家たちに限定されていることである。
 そして、ジャリ、セリーヌ、マッコルランはヴィアンがこよなく愛した作家であり、思想と作風の両面でこの先輩から彼が学んだものは大きい、と生田氏は書いている。
 また『日々の泡』は最初マッコルランの人物と生活態度を小説化するのが創作の直接的動機であったと、ヴィアン自身が語ったという。そうだったんですか、なるほど。ますますマッコルランを読んでみないと。
 
また『北京の秋』をはじめとする、ヴィアンの諸小説と、マッコルランの『反吐の家』の類縁関係は注目に値する。
とも。

 それで目の色を変えてマッコルランの検索をしたのでしたが、どうやら『反吐の家』は翻訳されてはいないようです。フランスのサイトを探して見る? ジャリの『Ubu Roi』もあったことだし、ひょっとするとフランスの青空文庫にアップされているかも……って、アップされていても読めませんが、(ー_ー)!! 
 とりあえず『恋する潜水艦』(国書刊行会)は探して読んでみますか。新本は¥ 2,940 (税込) (ー_ー)!!
 

 やれやれ、掲示板迷惑投稿の主が、このところ毎日来ている。隠した掲示板をまた表へ。

2006年9月25日月曜日

ピエール・マッコルランを

 Googleで検索してすべてに目を通したら、さすがに疲れました。
ピエール・マッコルラン Pierre Mac Orlan

 フランスの作家、放送作家、シャンソン作詞家、イラストレーター。1888年生まれ。第1次世界大戦前のモンマルトルで、アポリネール、ピカソらと交わり、その後ヨーロッパ、アフリカ各地を放浪。主な作品に『国際的ヴィーナス』『女騎士エルザ』『霧の波止場』など。(『恋する潜水艦』(国書刊行会)著者紹介文参照)


 国会図書館の蔵書検索で当たったら以下の通りです。
1. アリスの人生学校 / ピエール・マッコルラン[他]. -- 学習研究社, 2002.10
2. 恋する潜水艦 / ピエール・マッコルラン[他]. -- 国書刊行会, 2000.4. -- (Contemporary writers)
3. 世界少年少女文学全集. 第2部 5(フランス編 1). -- 東京創元社, 昭和32
4. 地の果を行く / ピエール・マッコルラン[他]. -- 第一書房, 昭11
5. フランス現代小説. 〔第6〕. -- 第一書房, 昭和11
6. ゆうれい船 / マッコルラン[他]. -- 麦書房, 昭和33. -- (雨の日文庫 ; 第4集 7)
7. ゆうれい船 / マッコルラン[他]. -- 麦書房, 1978.3. -- (新編雨の日文庫 ; 第2集 16)

 このうち、1と2は最近の刊行でまだ新本で入手可能だが、1の「アリスの人生学校」はマッコルランが別名で書いたポルノグラフィである。ほかに入手可能なものはあまり無い。白水社の「笑いの錬金術 フランス・ユーモア文学傑作選(白水Uブックス 90)」には「冗談に」と「仕返し」の短編2編が収録されていて、これは入手可能。

��の第一書房「フランス現代小説」は古書検索で全10巻揃いが見つかりましたが、金額は45,000円でした(冷や汗)。

映画「霧の波止場」(1938)ジャン・ギャバン主演は、原作がマッコルランで、それを監督のマルセル・カルネと詩人ジャックプレヴェールがシナリオ化したもの。
それから、映画「地の果てを行く」(仏・1935)も原作はピエール・マッコルランで、監督ジュリアン・デュヴィヴィエ、脚本ジュリアン・デュヴィヴィエとシャルル・スパーク。主演はやはりジャン・ギャバン。

 2の「恋する潜水艦」の表題作は相当にシュールというかパタフィジックな小説らしいが、実はピエール・マッコルランを検索する気になったのは「反吐の家」という小説のタイトルからなのだが、どうやらこれは翻訳はされていないらしい。
��以下、疲れたのでまた後日)

2006年9月24日日曜日

いくつかの諦念

hondadream.jpg

 早朝8時半頃に、自転車が大好きで免許はあっても自動車が嫌いな長男が、オートバイ(といっても、もう生産していないらしいHONDA Dreamの50cc)で帰宅。町のバイクショップで訊いたら、スピードが出る割にブレーキなどの作りが華奢なのでお勧めしませんといってた車種ですが、親の反対にもかかわらず中古を探して購入。
 そしてまた、親の反対にもかかわらず中型自動二輪の免許を獲得したとの報告。そんなお金、どこにあったのかいな? 
 (親の言うことをきかない子供も困りますが、親の言いなりのこどもというのはもっと困りますし、ね。親が反対したにもかかわらず落下傘降下訓練などして一年回り道をした君ですから親は完全に傍観するほかありませんが、とにかく事故を起こさないように気をつけて下さい)
 
 そういえば、一泊の予定というので、夕食にきのこの炊き込みご飯を食べせたいという女性陣に、21日にせっかく植えた釈迦シメジの、写真左側のいちばん大きいのを抜かれてしまいました(泣)。
 ただし、植えてまる二日の間に確かに成長しているのは判明しましたし、残る株で更に実験を続行したいと思います。やはり、過湿にならない程度に水分を与えながら、数時間は日に当てる方がよろしいようです。

 ボリス・ヴィアンの稀少本についての問い合わせメールに未だ返信なし。ほぼ諦め状態。

 また、表のウェブサイトの掲示板を閉鎖する。数年来のトラブルの相手がハンドルネームを隠れ蓑にして掲示板を汚す書き込みをする。それをさせないためには、書き込みできる場所を置かないことがいちばんなのだろう。
 あるいは表のサイト自体をも閉鎖してしまい、とっかかりを無くしてしまうのがベストなのかもしれない。

2006年9月23日土曜日

同人専用

 結構名の知れたカルチャーセンター系の文芸同人誌M、その同人が書き込む設定になっているブログに遭遇した。自分の同人誌では同人だけが入れる掲示板を使用しているが、これがなかなか思い通りには展開しない。全員参加型にならないのです。特定の数人だけで、他のひとは閲覧専門に後退してしまって、よほどのことがないと書き込みしない。多分、ひとり、他の同人をからかったり揶揄したりする同人がいて、人間が出来ているお方以外は引いてしまったのです。
 と思いながら同人誌Mのブログを見てみると、何だ、やはり書き手が数人の同人に固定してしまっている。
 ネットを使っての会の運営はむずかしい。居住地域がある程度限定されていて集まれるものなら、やはりネットは使わず、顔をあわせて例会をするほうがよさそうである。ただし、うちの同人誌のようにネット会員で遠くに居住している同人がいるとそれが出来ないので、ネットでオンライン例会室など設けたりするのだが、これがなかなかうまく運用できない。とほほ。

2006年9月22日金曜日

ものは試し

 毎日同じ話題で恐縮ですが、こういうアホなことをしてみました。

syakasimeji.jpg

 昨年と同じ場所の釈迦シメジですが、ほかにこの場所を知っているひとがふたりはいるようなので、気が気ではなく、今日、仕事で外出したついでに山へ入り、大きくなるのが待てずについに採取してしまいました。多分、土日には誰かに採られてしまうに決まっていますので、仕方ありません。
 その代わり、落ち葉、腐葉土をお買い物袋に一杯入れて持ち帰り、写真のようにキノコを植えたのであります。これでたまたま水分など噴霧してやれば、少しは大きくなるのではないかと……。

 この頃ネットでキノコ図鑑を見たり、イメージ検索できのこの写真を見たり、楽しいというか、きれいなキノコがあるものです。本の図鑑より、写真が精細できれいなものがいっぱいあります。
 たとえば「ホンシメジ」とか、コメントをいただいた「タマゴタケ1」とか、「タマゴタケ2」とか、きれいです。
 あれ? 「キタマゴタケ」なんていうのもありますね。

2006年9月21日木曜日

朝もはよから

 ひと様から頂くばかりでは能がないので、早朝暗いうちに起床して山へ。
 一時間ちょっとでやぶ太郎、ウラベニホテイシメジ、あとはフウセンタケの仲間を少々採取。
 朝食の時刻までに帰宅するのは忙しいです。

 これはやぶ太郎の小さいの。
yabutarou060620.jpg

 これはウラベニホテイシメジの形の良いもの。シメジなので鶏肉などと炊き込みご飯にするとおいしい。
urabenihoteisimeji.jpg

 ただしクサウラベニタケが混入していては怖いので、名人に一応見ていただいた。すべてウラベニホテイシメジでクサウラベニタケは一本も無し。
 名人の話では、今年はそのクサウラベニタケの発生が多いので気をつけるようにとのこと。
 参考までにクサウラベニタケ(毒)とウラベニホテイシメジ(食)の違い

 そういえば、今月末が同人誌の39号原稿締め切りでした。
 結局、『アルファとオメガ(初めと終り)』に照応する掌編『初めも終わりもなく』は到底書けそうにもないので、『アルファとオメガ』の試訳だけを単独に載せることになる可能性高し。
 ま、ヘタクソな掌編を無理にくっつけるよりも、単独の方がすっきりくっきり、印象深いに決まっていますけど、(ー_ー)!! 


2006年9月20日水曜日

季節の恵み

prune.jpg 親戚よりプルーンを5kgくらい、早生種の林檎「つがる」を10kgくらい頂戴する。文化果つる田舎の暮らしは知と情には不便だが、食べ物には(お金がなくても)困らない。
 そこへまた母親の友達からプルーン2~3kg。プルーンは常温でなく冷蔵庫に入れておけば相当日持ちするので、母親の便通改善Foodとして大切にされる。


 個人ウェブでない方のウェブサイトの掲示板にまた迷惑投稿3連続。
 しかも、2回目の投稿にさる固有名詞が。あわわ(とこちらの方が慌てまくってしまいますが、当人はそんなことにも気づかない? まさか。
 なんとお間抜けというか、幼稚すぎてあいた口が塞がりません。
 馬脚露呈。その固有名詞がなくてもどなたかは判明していますが。

 17日の夜にヴィアンの稀少本(戯曲)の在庫の確認を依頼するメールを当該の古書店に送信した。  が、まったく音沙汰なし。在庫なしなので無視されたかと思ったが、念のためウェブサイトを覗いてみたら、トップページに、
「9月19日~22日まで住居移転のため休業いたします。」との告知が。
 23日になったら返信が来る???

2006年9月19日火曜日

いよいよ

 キノコが出始めたようです。これはいただきもの。
 左からナラタケ(藪太郎?)、ウラベニホテイシメジ、サクラタケなど。
 ウラベニホテイシメジは毒キノコのクサウラベニタケと似ているので間違えやすく、怖いです。

kinoko060918.jpg

2006年9月18日月曜日

トマト怖い

 三連休だが明日の月曜に午前半日出勤予定の配偶者が、何気なく言いました。
「ねえ、あしたまたラタトゥイユを作らない?」
「わ、わ、私はそんなラタトゥイユなんて洒落た名前のお料理は作れません」
「この間、作ったじゃない」
「いえ、あ、あれはただの田舎おやじの、粗末なトマト煮込みでございます」
「そうそう、そのトマト煮込みでいいのよ」
「ええ? あなたがレシピ通りにラタトゥイユなるものをお作りになったらいかがでせうか」
「わたしより、あなたが作った方がおいしいのよ」
「むむ……(それは当たり前ずら。かける手間暇が違うわな)」

 で結局男子厨房に入ることに。野菜はすべて自家製がありますが、野菜だけでは切ないですと言ったら冷蔵庫から鶏の腿が出て来ました。オリーブ油にニンニクに、人参、玉ねぎ。ズッキーニがすでに自家製は終了してしまったのが切ないですが、しかたなく米茄子で代用。邪道ですが自分が好きなのでジャガイモ。珍しく赤く色づいたパプリカ。適当に洗って切ってオリーブ油でいためるものはいためて、お、かんじんのトマトの皮の湯剥き。トマトや野菜の水分だけで煮込むので料理用ワイン。これは前回買った残りが冷蔵庫に。マンズ・ワインのモン・フレールとかいう料理用で確か三百何円だったか、酒屋の親父さんが何を勘違いしたか「わたしもこれを飲んでますが、けっこういけますよ」と言ってました。なるほど、お金がない時には飲むのもいいですね。
 あとはもう時間をかけて弱火で煮込むだけ。しかしなぜかまた鍋いっぱいですがな。
 塩、胡椒、ほかに隠し味2種類。出来上がり。

 就寝前に、ボリス・ヴィアンの稀少戯曲、古書店に念のため在庫確認のメールを送信しておく。最終更新日が古くてちょっと気になります。

2006年9月17日日曜日

些細なこと、些細でないこと

 朝から稲刈り機とミニ管理機のキャブレターの分解掃除。どちらもエンジン音が良くなり、回転を上げても危なげな感じはなくなりました。今後はこの要領で毎年、自分で分解掃除すればいい訳です。

ここしばらく、いくつものRSSリーダーやブラウザ(タブブラウザも含めて)を試用してみたが、結局残ったのはRSSリーダーはglucose、ブラウザはIE(あるいはIE系のタブブラウザ)以外のものがもうひとつないと不都合なのでFirefoxを再びインストールし、ついでにsageにRSSフィードを整備。glucoseはキーワードでRSSを拾い上げるのを主な用途とし、登録したRSSフィードを読むのはFirefoxのsageでと分業体勢にする。

 雨が降り続いて気温も下がってきたので山ではキノコが顔を出し始めたかと行ってみたが、数種類の食えないキノコ以外は目につかず、山に入ってもキノコの匂いがしない。いつもの場所で釈迦シメジ(千本シメジ)を二株発見するが、まだ小さくてマッチの頭くらいの赤ちゃんシメジがびっしり。人目につきやすい場所だから誰かに採られてしまうかもしれないが、ちょっと落ち葉を載せて隠すようにして下山。

 ボリス・ヴィアンの、例の、今となっては死んでも入手できそうもない生田耕作訳のパタフィジックな戯曲の翻訳、RSSのキーワードに引っかかって一冊発見し、心臓麻痺を起こしそうになる。GooのRSSリーダーと同じようで違うところもあり、glucoseはブログ検索だけでなくGoogleとYahooのウェブ検索もオプションでチェックを入れられる、それが功を奏したのです。
 ホームページは持っているが通常の古書検索には参加していないという独立系の古書店の本は、こうしてRSSに登録したりやGoogleで根気よく定期的に探索するのですw。
 価格は9,000円。清水から飛び降りれば買えないでもない金額だが、妙な意地もあって、葛藤煩悶、夜も眠れず。この本が欲しいひとなんて、日本中に十人も居ないのでは……、悔しいなあ、この値段。

 地方紙の朝刊お悔やみ欄で、高校時代の同級生の名前を発見しました。一昨年のI君につづいて二人目です。いくら何でも五十代での死は早すぎます。W君、安らかに。何年か前の飲み会の時の君の笑顔を思い出します。

 

2006年9月16日土曜日

節約自前修理

 夕方、仕事の帰りにAUTO R'sに寄り、キャブレター・クリーナを探す。KURE 55_6などの棚にありました。税込み価格924円。ついでにストップ&テール球とフラッシャー・バック球二個セットをそれぞれ購入。十日ほどの間に、ストップ・ランプとフラッシャー・ランプが切れて交換し、どちらも無くなったのを思い出した。
 以前はいちいちかかりつけの修理工場へ行って交換してもらっていたが、いつか、あ、こんな電球の交換は自分で出来ると気づき、それからは自分で交換しています。2個入りで300円前後ですから150円の原価だけで済んでしまいます。

2006年9月15日金曜日

キャブレター 掃除

 昨年の秋から気になっていたことを思い出し、Googleで「キャブレター 掃除」と入力して検索をしてみました。キャブレターというのは「気化器」のことで、ガソリンと空気を混合して気化するという大事な役割りを果たしている部品です。
 自動車やバイクのキャブの掃除の仕方がずらずらと並んでいますが、しばらく我慢して見てゆきますと、ありました。このページです。親切な農機具店さんです。
 実は、昨年の秋に中古の一条刈りの稲刈り機がついに壊れてしまったのですが、何せ一反六畝=16アール=1600㎡しか作っていない水呑ですので、新品購入などとんでもない話です。すると親しくしている方が自分が使っている二条刈りを貸して下さり、しかも自分は別の中古を探して古い方を譲って下さることになったのです。昨年のうちに譲っていただいて仕事用の倉庫に入れておきましたが、そろそろエンジンの調子などを見ておかなければなりません。
 一週間ほど前に倉庫に行ったついでにエンジンをかけてみました。エンジンはじきにかかりましたが、アクセルを急激に押し上げてエンジンの回転を一気に上げると止まりそうになります。昨年の秋にこの機械を借りて稲刈りをしている時にも、エンジンの回転を上げると停まりそうになるので、冷や冷やしながら刈れる程度の回転で済ませたのでした。
 原因は、多分、「キャブレターにゴミが詰まっている」はずでしたので、ネットで検索した訳です。
 キャブレター・クリーナーと申すものが必要なようです。ガソリンか灯油で洗えばいいと思っていましたが、スプレー式の方が小さな穴のゴミ掃除にはよろしいようなので、明日、カー用品店にでも寄って探してみることにします。
 

2006年9月14日木曜日

ずっと雨

 三日も降り続くとさすがにうんざりです。
 タブブラウザ「Sleipnir」とRSSリーダー「glucose2」の両方でブログを閲覧しています。どちらも捨てがたいです。
 RSSリーダー機能を組み込んだブラウザ・対・専用RSSリーダーです。
 決め手はやはり「キーワード」を登録しておくと関連記事が収集されている機能でしょう。ただお気に入りのブログが更新されているのを知るだけだったら、どのリーダーでもいい訳です。

2006年9月13日水曜日

縦書き

 キーワードで拾われたブログのなかに、かなり名の知れた同人誌の同人が複数で書き込みが出来るように設定されているブログがありました。しかも、縦書きの詩などが投稿されていて、新しい縦書き表示法かと緊張しましたが、どうやら、ブログ投稿欄に幅を合わせた画像にして貼り付けているのでした。
 新しい手法ではありませんでした。
 真似してひとつ作って見ましたが、いちいち作るのが結構面倒です。ただし、結構ウェブでこの方法で縦書き表示をしているところが見られます。長い小説では画像の数が多くなってほぼ不可能ですが、短い詩などには向いています。


test.gif

2006年9月12日火曜日

性懲りもなく

 Sleipnirという耳新しいタブブラウザとOperaをインストールしてみました。
 Sleipnirは国産(しかも大阪)のようですが結構よく出来ていますので、Firefoxを下ろして代わりにしばらく使って様子をみることにしました。
 Operaは以前も試用したことがありますが、ふとOperaで自分のこのブログを開いて見て唖然としました。何と、メインページの投稿記事の背景部分が、全体の背景である色(左右の余白に見える色)になっていて、ほとんどフォントが読めない状態なのです。これは早急に改善しないといけません。が、どうしたらいいか、テンプレートを点検しなくてはならないので、ちょっとすぐには直りません。最悪の場合、原因不明のままかも知れないです。

2006年9月11日月曜日

RSSリーダーを浮気する

 やはりIE7ベータは挙動不審な場面が出現しました(冷や汗)。
 RSS登録の簡単さとタブは捨てがたいですが、またここでいったんアンインストールし、IE6に戻ります。
 替わりに、goo RSSリーダーの提供元であるglucose2をインストールしてみました。gooと同じだと思ってこれまで考慮の外にあったのですが、ものは試しです。すると、すべてがgoo RSSリーダーと同じではありませんでした。
 特に私にとって欠かせないキーワード検索の登録場面で、gooだと当然ながら使用する検索サービスがgooだけですが、glucose2だと「ブログ検索」がgooのほかにテクノラティがあり、また「ウェブ検索」でGoogleとYahoo Japan、「その他」でAmazon JPとはてなブックマークを選択できるのです。
 もちろん、これらのすべてにチェックを入れるとヒットする数が多すぎますが、検索案件によってはすべてにチェックを入れると検索がとても強力になります。

 という訳で、IE7ベータとgoo RSSリーダーをアンインストールし、当面はglucose2を使用してみることになりました。gooのOPML(サイト一覧)をそっくり読み込んだので、同じ読み込みに時間がかかる症状が出るかと危惧しましたが、今のところ軽いです。

秋になったり夏に戻ったり

 今年の夏はなぜか曇ったり霞んだりして山の写真の撮れない日が多かったように思いますが、今日は昼頃までは気が変になるくらいの青空で、山も多少霞んではいますが見通せる状態でした。
 市の中心部にある、独立行政法人家畜改良センター長野牧場という長い名前の施設の、飼料作物の品種改良をしている施設の南から浅間山を望んだ写真です。
 
asama060910.jpg

 今朝は早起きして自家用の野沢菜の種を蒔きました。
 しかし、以前も書きましたが、野沢菜の種子の原産地がオーストラリアなんてシャレにもなりません。
 大根はアメリカで、玉ねぎがイタリアでした。
 ああ、日本の農業はグローバリズムに呑み込まれてすでに崩壊しつつあります。
 こんなに食料の自給率の低い国はないでしょうが、それもこれも商社にとっては利潤追求の好機ではあります。(ー_ー)!!

2006年9月10日日曜日

ブラウザとRSS

 しばらく前にインターネット・エクスプローラ7のベータ版をインストールし、またアンインストールしたことがありましたが、今日、またインストールしてみました。いつのまにかベータ3になっていました。
 6から7で大きく変わったのは、
 1 お気に入りとは別にRSSフィードを登録しておかれるようになったことと、
 2 タブブラウザとして別にタブが開けるようになったことです。
 実はブログなどのRSSサイトはこれまでGooのRSSリーダーをインストールして使って来ました。RSSサイトの登録のほかにキーワードの登録も出来、これによって多くのブログを探し出してきました。作家名などを登録しておくと実に便利ですが、あまりに売れた作家だと収拾がつかないくらいヒットしてしまいますが、マイナーなアルフレッド・ジャリとか、ゲオルク・ビューヒナーとかは貴重な記事に遭遇出来ました。
 GooのRSSリーダーは優れものです。ただし、登録サイトが多くなってくると「読み込み」状態のまま先へ進まないことが間々見受けられるようになって来ました。重くなっているんですね。

 そこでIE7のベータ3を再度インストールすることになりました。
feed-icon-16x16.jpg ←このアイコンのRSSフィードからブログなどを登録する作業は簡単明瞭でクリック3回で終了です。
 ただし、問題なのはキーワード検索は無いということです。Firefoxにもsageという機能があってやはりRSSフィードの登録は出来るのですが、同様にキーワード登録機能はありません。とすればGooのRSSリーダーは残してキーワード検索専門にするという風に、IE7と分業させるほかありません。
 GooのRSSリーダーが軽ければこんな面倒なことはしなくて済むんですが。


 

2006年9月9日土曜日

欣喜雀躍

 ガルシア・マルケスの『わが悲しき娼婦たちの思い出』が9月28日発行というので、確か8月29日に7&Yに予約を入れておいたのですが、昨日また新潮社の新刊速報を見ると、10月にも『コレラの時代の愛』木村榮一・訳が出るではありませんか。おお、 体が30cmくらい浮き上がりました。
 まだ予約出来ないので忘れないようにしないと。

 昨日の記事についてですが、よくよく見ましたら記事のコピーをしてはいけないとありましたので、これ以上書くのはやめておくことにしました。
 

2006年9月8日金曜日

あるタイプ

 最近、話題になりつつあるある問題行動を起こす人たちについて、あるウェブ・サイトに書かれているその特徴の前半を、そのまま引用してみた。
 読んでいて、この特徴によくあてはまる人物が否応なく浮かびました。

1 家の中のことはすべて自分中心に回らなければならないと思っている
家族の日程などまるで無視。自分の欲求のみを押しつける。また自分の欲求はほのめかすだけできちんと言わない。家のすべてを支配し言うことをきかせるために、長期間無視するなどの嫌がらせをする。暴力は伴わない

2 人と比べて自分がいかに優れているか自慢する
職場でいかに自分が有能な人材であるか、人から尊重されているか、どんな小さなことも取り上げて自慢する。褒めてやらないと不機嫌になる。
3 人を利用することを何とも思っていない
他人への価値判断はその人が利用できるかできないかだけである。利用できない人間は相手にしない。利用できなくなった人間は冷たく捨てられる。しかし自分は利用されない。
4 人の痛みに鈍感であるが、自分の痛みはおおげさに表現する。人と気持ちを共有しようとしない。
家族が病気になっても無関心、あるいは病気になった人の自己管理が悪いと言う。しかし自分が病気になると大騒ぎをする。人から言われた言葉に「傷ついた、傷ついた」と大げさに叫ぶが、なぜその人がそう言ったかということは考えない。人が楽しいことをしていると不機嫌になる。辛かったり悲しかったりすると機嫌がよくなる。
5 嫉妬心が強く、人の行動を制限したりチェックしたりする
6 話し合いを拒否する。話し合いをしても常に自分が正しいという態度であり、都合が悪くなると話を過去に戻したりして巧みにごまかす。
7 例えば「自分が浮気をしたのはお前が妻としていたらないからだ」と家事の不出来や子供のしつけがなっていないなどといった関係のない話をして、悪いのは相手だというように思わせる。妻は「あなたに浮気をさせてしまってごめんなさい」とまで言ってしまうのである(実話)
加害者は相手に罪悪感を持たせる天才である。
8 平気で嘘をつく。
すぐバレるような嘘を平気でつく。バレれば「自分はそういう意味で言ったのではない。お前の勘違いだ」などど言ってごまかす。自分で自分のついた嘘を信じているようにもみえる。自分が正しく他人が間違っているようにし向けるためにはどんな嘘でもつく。良心が全くない。
9 二面性がある
家の外では法や常識を遵守し、人に優しく世界中の人を愛しているかのようである。しかし一歩家に入るとガラリと性格が変わる。時には親兄弟にさえも外の顔を見せる。本当の顔を見せるのは家族だけなので、他の人からは決してわからない。
10 勝ち負けにこだわる
どんな小さなことにでも勝たなければならない。勝つためには事実をねじ曲げたり、恫喝したり、あらゆる手段を使って相手に「私が悪かった、間違っていた」と言わせる。


 さて、彼らはどんな問題行動をするひとたちでしょうか。それは、明日。

2006年9月7日木曜日

いまさらながら写真撮影の基礎

 デジタル・カメラで写真を撮りはするものの、ほとんどがAutoなので写真が平板なのが気に入らなくて、少し、ネット上で撮影技術を勉強しようといくつかのウェブサイトをお気に入りに入れた。
 構図についてもだが、先ずは絞りについてきちんと頭に入れよう。

 詩人のKさんのように奥行きのある写真が撮りたい。
 多分、彼女の場合、写真における形や色、光の強弱などと、詩における言葉とが通底器のようなもので繋がっているはず。

2006年9月6日水曜日

悪食の里

 本日は去るスーパーで地元産の小鮒の売出しがあり、母親の指令で仕事そっちのけで買出しに。といってもその間十分くらいのものですが。

huna060905.jpg ひと袋に小鮒が正味1kgでふた袋購入(1790円×2=3,580円也)。母親がこれを甘露煮にして毎日少しずつ楽しむので、高いような安いような。
 それに鮒の甘露煮とかイナゴの甘露煮とかを食しているせいか(ここは天下に名高い「長寿・ピンピンコロリの里」でございます)、母親は高齢の割には骨密度が高く、雨に日に滑ってすってんころりん後ろへまともに転倒しましたが、病院で診察の結果、骨にも脳にも異常ありませんでした。これも鮒やイナゴなど悪食のおかげでございましょう。
 ただし、いつも申しますとおり、酸素入りの袋で生きたままの鮒を鍋の中の醤油、酒、砂糖を熱した中へ入れる=殺すことになりますので、相変わらず人間の罪深さなどを少々感じたりいたりしますが、それもその時だけで、出来上がった甘露煮を頂戴する頃にはすっかり忘れているのでした。
 ちなみに、私はイナゴは食べません、念のため。


 それにしても、今年はルバーブがほとんどそのまま藪になっています。
 ジャム、フルーツ・ソースなどにして、パイ、タルトなどに使えるようです。トーストにつけて食べたり、ヨーグルトに混ぜていただくのもおいしいです。
 ご希望の方は、宅配便送料着払いでよければおひとり2kgくらいお送りいたしますので、右サイドバーの電子郵便局からご連絡下さい。
 ↓の写真は6月頃のですが、今はこんなに茎が赤くなく、どちらかといえば青茎系です。

 rhubarb1.jpg

2006年9月5日火曜日

備忘

 バイトに明け暮れていた二男が今頃になり、三、四日の予定で帰省。
 欲しいデジカメや宣伝会議の講座のことなど話す。専門の話はせず。心理などは文学以上に捉えどころの無い、しかも生身の人間を対象とするものなので、できればそういう仕事には就いて欲しくないのです。文学などはまだ虚構という一種の逃げ場がありますが、心理の仕事にはそういう逃げ場はありませんから。

 二男が、私がかなり以前に買ったキャノンのイオスに関心を持ち、三脚も引っ張り出した。電池を入れたら、イオスはまだちゃんと動作するようだ。こんな古いカメラを東京へ持って帰るという。まあ、デジタルでないカメラで少し写真を撮ってみるのも勉強になるかもしれないので、どうぞお好きに。三脚も重いがDIAの製品でしっかりしているのでどうぞお持ち下さいませ。(ただし、飽きたらお返し下さい)

2006年9月4日月曜日

光と影

 ドストエフスキーの、ソーニャを光とすればラスコーリニコフは影、あるいは闇。
 同じ図式で、フォークナーの『八月の光』における リーナ・グローヴとジョー・クリスマスはと考えると、ジョー・クリスマスの影、闇がむやみと深い。
 ラスコーリニコフが自己を理知の光で測っている部分が多く読み取れるのに、ジョー・クリスマスはまるで動物であるかのように読みとれない。人間として真っ暗だ。フォークナーは結構、こういう怖い人物を多く書いている。

2006年9月3日日曜日

Walk,don't run.And walk, don't stop.

 夕方、ご近所から鮎5尾を頂戴しました。さすがに、ガリラヤ湖の魚などと寝惚けたことを言ってはおられませんので、炭酸カルシウムとかの不純物を含む塩を振り、焼いていただきました。さすがは鮎です。この夏は二度いただきました。ありがとうございました。

 『初めと終わり』も『初めも終わりもなく』も、どちらもプリント・アウトしたものとにらめっこしているだけで進展なし。やはり始めたらノンストップで最後まで行ってしまう方がいいようです。途中で立ち止まると、自分が書くことは解りにくいとか考えてしまうので、余計に足が動かなくなります。Walk, don't run.だけではなく、Walk, don't stop.

 以前にも引用しましたが
●私は門番の女房が読むようにして本を読むのが好きだ。作者になりきり、本と同化してしまうのである。ほかの読書法は、いずれも私に死体解剖者を連想させる。……シオラン


 

2006年9月1日金曜日

あの、遥か遠い夏の日の、北八ヶ岳

 この記事を読んで驚きました。
 北八ヶ岳に、
 ヒカリゴケが自生していた、
 なんて。

 実は私が住む町の歩いて五分ほどのところに日本で最初に発見されたヒカリゴケがあるのですが、そのほかにもわたしが小学生、中学生頃まで勉強もせずに遊び歩いていたテリトリーのなかに日本五大稲荷だか七大稲荷だか十大稲荷だか、その時ごとに表現が変わって信用できない稲荷神社がありまして、それが生意気にも京都の清水寺同様の懸崖造りのその崖下の洞窟に、やはりヒカリゴケが自生していたのでした。
 今となっては、温度、湿度などの条件が整えばどこにでも発生しそうなヒカリゴケですが、夏の北八ヶ岳は、確かに苔に適した環境ではあります。

 精神的にまったく幼くまた貧しかった自分の青春時代への個人的な思い出もあり、
 あ、
 夏が終わらないうちに私も北八ヶ岳の原生林のなかへ行ってみたい、
 と、
 激しく思うのでした。
 ゴミが多かったり俗化しているのはメルヘン街道沿いや登山道沿いだけで、
 そこからちょっとはずれたら誰の姿も見えません。
 今どきの若者言葉を模してしまいますが、
 ヤヴァィくらいの原始の森が
 広がっています。

 確か南木佳士さんも、去年だったか、一昨年だったか、北八ヶ岳に登った小説を書かれましたよね。

 ヒカリゴケといえば武田泰淳。
 もう連想ゲームはやめて寝ます。
 馬車がカボチャに還ってしまう時刻を、とうに過ぎてしまいました。

 「初めも終わりもなく」ではなく、「初めもなく、終わりもなく」? くどい。
 とにかく二枚書いたが、明日になって否定の魔に削除されなければいいのだけど……。

 

否定の魔

 「アルファとオメガ」、リトグラフ18点と、それぞれに相応する文章を1ページにひとつずつWordのA4見開き2ページ2段組のレイアウトに貼り付け、印刷してみる。別に、英文だけを印刷。
 これまでモニター上だけで作業してきたが、これからこの印刷したものとにらめっこし、もう一度怪しい納得のいかない部分を辞書を引き、書き込みをしながら修正をする。

17.jpg




ついにアルファはオメガを殺してしまった


 小説のイメージは少しも発展せず。
 少しイメージが具体化してくると、必ず否定的に見る「否定の魔」が頭をもたげてくる。
 強力だ。
 こいつを退治しないと、二進も三進も進まない。
 一応、仮の題名だけはつけた。
 『初めも終わりもなく』
 明らかに、『アルファとオメガ』(初めと終わり)という題名に逆らっている。何とも天邪鬼な。
 Vertical Editorの22行×26字の同人誌用の設定に仮題と名前だけ入力した。
 あとはどこまでも、否定の魔との闘争。
 普通、主語が一人称だったら日本の小説の伝統である「私小説」にならざるを得ないが、一人称換骨奪胎フィクションなんてぇの、ありえない? 
 若い頃は、いざ書き出せば一時間で3枚のスピードで書いたものだけど、今は一年経っても一枚も書けないのです。
1143675216.jpg ロートレアモンか奔馬のように亢進して書けたらいいのですが、以前書きましたが、ロートレアモンもブランド名になり下がってしまったり、こんな写真が発見されてしまったりで、「こ、これがかのロートレアモン伯? 」と、長年抱いていた夢がパチンと音を立てて潰れてしまいましたね。
  しかし、しかしです、ロートレアモンやイジドール・デュカスはイメージが萎んでも、主人公であるマルドロールは、永遠に不滅です。(*^_^*)


 それにしても、ムンクが亡くなったのが1944年。プラス50年で1994年。第二次世界大戦で負けた国はプラス10年とかで、それを足しても2004年で著作権は消滅しているのか? リトグラフの版権は? 個人的に楽しむだけでもいいのだが、内心はせめてネット上でこっそりでもUPしてみたいような気もしている。
 もう少し、調べてみよう。