昨夜は結局、「冥途」を開いてしまった。これはもう読んだ作品ばかりなのだが、読み出すとどうもいけない。百閒には歩行小説とでもいうべき作品が複数あって、歩いているうちにいつの間にか異空間にはいってしまうような小説がある。町田康にも歩いていて妙な場所に行ってしまう小説がある。
とても面白い。
しかしまた百閒にはまるとほかの本が読めなくなるので、これでやめておかないと。
今日は母親が茶飲み友だち5名で近隣の温泉へ一泊。配偶者もサービス残業で遅いので、夕食に指令どおりの鍋の準備。それだけではまだ時間が余ったので、スーパーへ車を走らせセロリを一株購入し、その足でほぼ暗くなった自家菜園にまわり、もう一度強い霜が降りたら葉がダメになるであろうヤーコン芋を手探りで2本掘り、五寸ニンジンを数本抜き、スコップで数年ぶりに栽培したヤマゴボウ(モリアザミ)を5本ほど抜いてから帰宅。
それらを洗って刻んで軽く一時間ほど塩漬けしておいてから、塩水を絞り、それから醤油に味醂を少々混ぜ、昆布ダシを入れて「ヤーコンとセロリニンジン、山牛蒡の醤油漬け」を製造。これは一昨年だったか仕事上の得意先で頂戴して美味しかったので覚えたレシピ。
ヤーコンはともかく、セロリ、ニンジン、山牛蒡はそれぞれ味と風味に個性があり過ぎるくらいあるが、醤油漬けだと案外相互干渉せずに個性を保っていて、それぞれが美味しい。ヤーコンが今のところシャキシャキしているだけで無個性だが、越年すると中身が黄金色になって甘みも増し美味しくなるのだけれど、保存が難しい。乾燥気味だと萎れ、湿度が多いと白いカビに取り付かれて腐ってしまう。
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