2008年12月12日金曜日

たったひとりでも

 昨日公開した「小説・書くひと=読むひと・ネット」の絡みで、ある方から早速コメントをいただき、さらに「デジタル文学館」へ一作推薦をいただいた。
 たったひとりでも、こういう方が居られることが判っただけで十分。
 私がネット上に発見したいのは、このように、自己と他者を相対化できる鏡を持っているひと。たったひとりでもいいんです。
 
 鏡よ鏡、この世でいちばん美しいのはだあれ? などといううぬぼれ鏡だけを覗き込んでいる書き手のことなど眼中にありません。
 私が探しているのは、今ここに現前している存在と世界の、ポジティブとネガティブすべての様相を映し出す「言語の鏡」を持っているひと。あなたですよ。




 本日もパソコンの電源君、ご機嫌。
 明日もよろしく!


4 件のコメント:

  1. おてあげ宣言2008年12月13日 9:57

    人間は誤解し合う程度にしか理解し合えない、と言ったのは、たしかヴァレリーでした。このネット上の言葉は大層難しいものだと痛感しております。
    同人誌間は、本当に、もっと密になるべきです。
    同人誌の、
    同人誌による、
    同人誌のための、
    「全国同人誌評」、「小説・書く人=読む人・ネット」に、拍手喝采をおおくりいたします。
    徹頭徹尾、「プラトンの洞窟」様の創意工夫、大構想でありました。
    同人誌間にはご近所との交流、雑誌贈呈・交換などがあるはずで、その時、礼状など認めます。そして、作品への感想、批評、あるいは寸評など書きこむはずです。そういった程度のところから、「重力と恩寵」様のような本格的な批評まで、おおいに賑わうことを願っております。
    若い方々が、地方の重圧を突破して、新しい同人誌をどんどん出して、「小説・書く人=読む人・ネット」に集ればいいですよね。
    信州の方角に向かって最敬礼いたします。
    小さな、貧相な、一同人誌の者として、深い敬意と感謝とを申し上げます。
    「プラトンの洞窟」様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
    愉しさを、ありがとうございます。

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  2. おてあげ宣言様
    確かに、100人のうち99人は、ヴァレリーが言ったように、人間は誤解し合う程度にしか理解し合えない、のだと思います。
    でも、私は欲張りません。
    残るひとりの方と理解し合えたら、それだけでも大満足です。
    文学というのは、そんな風に言語が通じる希少人種を探す旅でもあるのだと思っています。
    ��00人に理解できる小説が書ければそれこそプロなのでしょうが、私にはそれはかえってまた眉唾なことでしかありません。
    むしろ、たったひとりでも共感者が得られればその小説には存在理由がある、そうではないでしょうか。
    そういった意味では、プロとアマチュアを別け隔てる径庭などどこにもありません。
    そうそう、おてあげ宣言様、もっと気軽にあちこちにお出まし下さい。

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  3. こんにちは。「たったひとりでも」は大きな存在ですね。ゼロとひとりは、180度ちがいますもの。
    euripidesさんのおっしゃる「あてあげ宣言さま」の「お出まし」は、ものすごく実感があります。天照大神が天の岩戸から出ていらっしゃったような響きがあります。とすると、euripidesさんとよこいさんはアメノタヂカラオでしょうか。非力なわたくし、アメノウズメを目指したい。もっと技術を習得しないといけませんね。精進いたします。

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  4. hiwakiさん、こうして空間を越えて会話できるひとがあちこちに増えたら楽しいし、張り合いがいいですよね。
    ネットはうまく使えば神の道具のようであり、ヘタに使えば悪魔の道具にもなりますが、われわれはネットの良いとこ取りでいきたいものです。
    おてあげ宣言さんも、どうか、気軽に輪に加わって下さい。

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