2008年7月24日木曜日

本格あってこそ

 昨日、蜂に左ひじの辺りを刺された。すぐにキンカンを塗って、何とか収まったはずだったが、今日になって少し腫れ、熱を持ち始めた。保冷材をあてて冷やす。

 9月末締め切りまであと2ヶ月と一週間ほど。すでに同人のある方は書き始めておられる様子。しかも「断章を重ねてゆくというスタイル」だという。むむ、本格を書かずに変格、いや破格を書いてしまった私、すらすら書けない病気を抱えている私としては気が気ではないが、まだまだ人物のイメージすら湧いて来ない。
 今回は「Strange Fruit」をイメージ・ミュージックにしようかと、Billie Holiday とNina Simone、India Arie の3曲をあらためて聴きなおし、3曲ともDLした。India Arie も捨てがたいが、やはり一曲にしぼるとなるとNina Simoneか。動画に使われている写真が小説を書くのにはイメージが強すぎるので、音声ファイルだけ分離して歌だけ聴いた方がいいだろうと思いつつ見ていて、ふと木にぶら下がったそのStrange Fruitの映像に、垂水さんの小説「中有の樹」(「照葉樹」5号)が重なった。
 無論、ぶら下がり方に決定的な相違があり同一視できるものではないが、ぶら下がっているというイメージは同じである。

 本格あってこその変格・破格であるのは当然なので、今回は変格・破格をやめ、視点をひとりに固定し、ストーリーから入らず人物から入りたいのだが、これがまた難題。時代を背に負う人物などと大きく考えようとすると人物が自然に悪の領域に滑り込んでしまいそうになるのはなぜ? いっそ一度くらい大きく滑り込んでしまってもいいような気もする。

4 件のコメント:

  1. 私も次号のKOKOの作品を、ニーナ・シモンのCD (「finest hour」が、すごくいいです) を聴きながら書きましたが、できあがった作品は、まったくニーナ・シモンではないのですよ。ニーナ・シモンの弾き語りの歌を、イメージだけでなく、実際に登場させてもいるのですが、ただ、ニーナ・シモンの良さを宣伝しただけかも。
    euripidesさんの挑戦。成果を、期待しております。どのようにイメージが生きるのでしょうか。楽しみです。
    今回は、超特急で2作品も書き、くたびれました。ひとつは実名で、ひとつはペンネームで出すのですが。
    そもそもペンネームを使うのは、初めてです。
    今度のペンネームはたぶん少しふざけたペンネームで、一回こっきり。
    あの首つり写真は怖くて、みることが出来ませんでした。気が小さいんです。

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  2. 2作書かれましたか。そういえば、ペンネームを使ってみんなで書く特集でしたっけ、楽しみです。
     前回のAnimals、今回のNina Simone、どちらもずっと流しているわけではなく、書き始めに自分に気合を入れるための格闘技のテーマ・ミュージックに近い使い方です。ほんとうは最近お気に入りのOver The Rhineの曲にする予定でしたが、ちょっとチャカポコした感じの曲(?)で、また破格になってしまいそうなのであきらめました。
     "Strange Fruit"という曲の背景に置かれた私刑の写真はすごいですよね。いわゆるマスコミだったら規制してしまうところですが、インターネットは国境や法律や、時にはモラルも越えて何かを訴える力を持っています。驚異的かつ脅威的です。フォークナーの短編を思い出しました。

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  3. ハチに刺されたところ、腫れはひきましたか? 
    刺したのは、まさか、スズメバチでは……。
    いちど、墓の中にミツバチに巣を作り、お盆に墓石がうわ~んと唸ってた時があって、緊張の固まりになって墓参りをしました。あんなに怖かったことはありません。
    くれぐれも、毒虫にはお気をつけて。熱射病にもお気をつけて。
    お大事になさってください。
    断章を重ねていく書き方。難しいけれど、魅力的ですね。全体を通しての具体的な実感のあるテーマがあるのでしょうか? 

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  4. スズメ蜂ではありません。普通のアシナガ蜂だと思います。
     今日は完全に腫れがひきました。昨夜はまだウィスキーの水割りを飲んだら痒みが出たので、お替り無しにしました。
     記憶にある最近の蜂刺されが3回で、そのうち右ひじ2回、左ひじ1回、何と3回ともなぜか、ひじを刺されているんです。刺されるごとに腫れがひどくなるようですね、気をつけないと。

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