文学と非文学、あれこれ
ちなみに、スペイン内乱には、シモーヌ・ヴェイユも参戦しています。といっても志願しながら、もとより身体の弱い人ですから、あっさり断られますけれど、なんとか従軍しようと、食事係として潜り込みます。ところが、ようやくスペインに行くとすぐに焼けた鉄板を踏みつけて大火傷を負い、イギリスに送り帰されます。その後ヴェイユが従軍した部隊は全滅していますから、命拾いをしたと言えますが、イギリスで病の床に倒れ、母国フランスに帰ることも拒否したまま、スペインで同志や子どもたちが苦しんでいるのに、私が贅沢はできないといって、ほとんどハンストに近いことをして、そのまま亡くなりました。スペイン内乱は、ヨーロッパ知識人たちに大きな影響を与えていたのでしょう。
各国から6万人が参加したと言いますからね。 背景も複雑ですね。 「狼たちの月」の訳者解説でも、映画監督ルイス・ブニュエルの、彼が生まれたアラゴン地方では「第一次大戦に至るまで、中世が延々と続いていたといっていい」という言葉を引いていますが、そういう固着した旧体制とコミンテルンとファシズムと、さまざまな相反する価値観が激突したんですね。 生身の人間がいちばんひどいめに遭うんですが。
ちなみに、スペイン内乱には、シモーヌ・ヴェイユも参戦しています。といっても志願しながら、もとより身体の弱い人ですから、あっさり断られますけれど、なんとか従軍しようと、食事係として潜り込みます。ところが、ようやくスペインに行くとすぐに焼けた鉄板を踏みつけて大火傷を負い、イギリスに送り帰されます。その後ヴェイユが従軍した部隊は全滅していますから、命拾いをしたと言えますが、イギリスで病の床に倒れ、母国フランスに帰ることも拒否したまま、スペインで同志や子どもたちが苦しんでいるのに、私が贅沢はできないといって、ほとんどハンストに近いことをして、そのまま亡くなりました。
返信削除スペイン内乱は、ヨーロッパ知識人たちに大きな影響を与えていたのでしょう。
各国から6万人が参加したと言いますからね。
返信削除背景も複雑ですね。
「狼たちの月」の訳者解説でも、映画監督ルイス・ブニュエルの、彼が生まれたアラゴン地方では「第一次大戦に至るまで、中世が延々と続いていたといっていい」という言葉を引いていますが、そういう固着した旧体制とコミンテルンとファシズムと、さまざまな相反する価値観が激突したんですね。
生身の人間がいちばんひどいめに遭うんですが。