と思ったら、配偶者がタクアンを銀杏切りにしたものを油で炒め、七味で味付けしたものが出て来た。
辛いものが二品あっては気が散ります。
「狼たちの月」、作者は弁護士をやめて文筆生活に入り、先ず詩を書いてから散文、小説にも手を伸ばした。その第一作が「狼たちの月」らしい。そのせいか、書き出しで先ず目についたのは散文にしてはあまりに詩的すぎる言葉遣い。
軽機関銃が暗闇の中で鉄の月のようにきらめく。
われわれはアマルサ峠に、世界と孤独の屋根に向かって登ってゆく。
間違いない、一頭の犬が夜の闇に包まれた峠の凍りついた内臓をかじっているのだ。
それから表紙カバーの内側に印刷されている、まだ読んでいない部分からの引用。
「ほら、月が出ているだろう。
あれは死者たちの太陽なんだよ」
さすがに、ガルシア・ロルカやジェラルド・ディエゴを生んだ国の詩人・作家であります。
どこか、言葉に、鬱屈した魂のマニエリスムを感じ取ってしまいます。
私も、Hさんにすすめられて読んだ「黄色い雨」が忘れがたく、今度は、このブログの記事におおいに誘われて、「狼たちの月」も購入しました。未読の本が積み重なっており、euripidesさんが読み終わられたあとに、ようやく読み始めることができるのでは。
返信削除小池昌代さん絶賛、と帯にありますね。小池昌代さんの詩は、現実の手応えがあって、大好きです。「重い銃声の響き、獣の血の匂い。」とその推薦文のなかにあり、小池昌代さんの世界だな~、ああ「馬」だな~、と思いました。
「ほら、月が出ているだろう。あれは死者たちの太陽なんだよ」ですって? ぞくぞくします。
こういう本は繰り返し読みます。euripidesさんがどのように読まれるか、とても楽しみです。
こういう小説は、速読は避けてできる限りゆっくり、味わいながら、研究しながら読み進めたいと思っています。
返信削除昨夜も、小説は「描写」だけでほかのものは一切要らない(!!??)、などという極端なことを考えながら読んでいました。
ご挨拶が遅れて申し訳ありません。
返信削除今年もよろしくお願いいたします。
わけあって、集中アクセストラブル防止のためのパスワードを変更いたしました。パスワードは「●●●●」です。
ご不便おかけいたします。よろしくお願い申し上げます。
sunameriさん、ご挨拶、パスワード、ありがとうございます。記憶してしまいましたので、念のため↓のパスワードを伏字に訂正しておきました。
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