デジタル文学館で横書きHTMLのほかに縦書きのPDFファイルを置いているのだが、PDFを作成しているのがAcrobat5.0でやや古い。現在8.0だが高価で買えない。というよりAdobeがPDFの仕組みを公開したのでPDF変換、作成ソフトが雨後のタケノコのように世に出て来て、判断に苦しむばかり。これも困ったもので、どれがよいのかさっぱり判らない。あれこれ比較しているページなどを見て廻って大体の見当はついた。
実はデジタル文学館で、Lydwineさんの『肉片柳絮』のPDF版がアップロードしたはずなのにファイルが無いという事態が二度生じて、調べてみたらHPスペース自体は1GBあるのだが、ひとつのファイルのサイズは500KB以内と決められていて、どうやら500KBを超えていたLydwineさんのPDFファイルは、アップロードしては消され、アップロードしては消されていたらしい。
一時はあせって冷や汗が出た。いつの間にかファイルが消えているなんて、怪しからんことである。
それでいろいろ判明したのだけれど、印刷に回すのではない、ウェブ上で公開するだけのPDFファイルは、できるだけ誰のパソコンにもあるようなMS明朝やゴシックを使ってフォント埋め込みを余りしない方がファイルが軽くて都合がいいようだ。
Acrobat5.0でも、Adobe distillerでPDF書き出し、Adobe PDFwriterで書き出しと主に二つの方法があるが、どうやら印刷会社に渡すには前者、ウェブ上用には後者で書き出しするのがいいらしい。無論、指定どおりのフォントを埋め込む印刷用PDFファイルの方が、後者よりずっとファイルが大きく重くなるのは当然である。
結局、LydwineさんのPDFはフォント埋め込みをしないヴァージョンがあって、それが500KB以下なので緊急避難的処置でアップロードした。ただし、フォント埋め込みなしなので、題名などが味気ないゴシック体で表示されている(汗)。
となるとますます迷うのだが、現在の印刷会社はWord原稿を送って、それを向こうでPDF化して製版機にかけるので、印刷用PDFまでこちらで作る必要はない。前回40号の時、PDF原稿まで作成して送ったのだが、結局それは使われず、あらためてWordファイルからPDF化したらしいので、今後はPDFでは送らない。
ということで、当面はAcrobatではなく安いソフトで良さそうである。一応見当をつけたソフトが、ダウンロード販売で1980円、泣かせるお値段だが、他者にもPDF変換ドライバを供給しているメーカーなので大丈夫だろう。
ご面倒をおかけしてしまい申し訳ないですm(_ _)m
返信削除PCの世界というか、ネットの世界というか、多様な会社や個人が参入して、それぞれの仕方でさまざまな試みがされているから、どこにどうした落とし穴があるか見極めが難しいですよね。長所があるかわりに、なにか制約があったりする。もちろん提供する側は長所を強調して、短所についてはできることなら口を噤んでいたい。そうもいかなければ、そっと。この「そっと」の部分を見つけておかないと、思わぬところで足をすくわれたりして…。しかし、焦ることもない。ゆっくりわかっていけばよいのでしょう。
私も今後、弊誌等から提供できるときには、特殊なフォントやファイルサイズに気をつけます。
とにもかくにも、拙作についてのご対処、ありがとうございました。感謝。
いえいえ、500KBを超えなければ削除されませんから、その点だけ留意すればいい訳です。
返信削除安いPDF変換ソフトをダウンロード販売で購入しました(アンテナハウスのPDFdriver3.2)が、フォント埋め込みで「すべて」ではなく「選択」して埋め込みにすると埋め込みにならないので、あれれ?
少しいろいろ試してみながらいじってみます。