2007年8月26日日曜日

書くのも歌うのも……

 夕方、明日のために車を掃除していたらS田さんが歩きでやって来て、H田さんの歌集を届けてくれた。プールから上がったばかりか両目が真っ赤で、これからこの町内にあるSホテルに行くのだという。そういえば、お客様を迎えての句会がSホテルであるとBBSに告知されていましたが、それが今日でしたか。プール帰りの短パン姿で句会だなんてS田さんらしいカッコよさ。S文化賞の受賞式の招待状が届いたことと、出席することを伝えた。
 まともに歌集を読むのは、江場さんに頂いた森島さんの「月光の揚力」以来。散文しか(この頃は散文も)書けない者には、かえって定型に対するコンプレックスがひそかにあるのである。ことに、俳句は気取っては俳句にならないが、短歌は気取ることが出来る。というか、俳句は歌えないが、短歌は歌える。歌えない者には歌えるひとはカッコ良く見えるのである。ああ、おれもこんな風に歌えたらなあ、そう思いつつ、書けもせず、歌いもできずいる自分と向き合って、でも無理に書いたり、無理に歌ったりしても、自分の内部での粉飾決算がますますひどくなるだけだし。

 そろそろブログやネットから引き際かななどと思ったり。公的な部分だけ残して、負の部分ばかりの私的な部分は消去すべきか? 

 明日は、鹿教湯という車で50分ほど離れた湯治場に、わが家の3名と千葉市に住む弟夫婦と一泊です。暑くて温泉気分にもなれず、近くに産地を控えているだけに秋の松茸シーズンの方が良かったような……。
 ということで、明日のブログはお休みです。

4 件のコメント:

  1. euripidesさんにとって、このブログは負の部分ばかりなのでしょうか? 訪問する私は、ここは穏やかなバランス感覚のある大人の場所で、安心できます。
    書きかけている小説がうまく運ばないときも、このブログの信州の自然や農作物の写真に癒され、励まされました。
    深く知らないまま終わるはずだった「残雪」などの宝物のような小説や、フォーレの音楽のことも、いっぱい教えていただいて、自分の病気や愛犬の死で沈んでいるときには、美しい山の写真で慰めてもいただきました。
    いろいろな生活の憂いに疲れたとき、オアシスのように思ってひらく場所でしたので、ときどきお休みしながらでもいいから、続けてくだされば……、と切に願っています。

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  2. 湯治場から戻って参りました。
     
     Nさん、いつもそうですが、そういう考えが浮かんだのをそのまま書いてしまい、気を揉ませてしまい申し訳ありません。
     あまり自分の気持ちを正直に書いてはいけませんね。

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  3. ということは、続行なのですね。コメントはしてないのですが、楽しみに拝読&拝見しております。緑が育っていく様子に心安らぎ、お饅頭やお蕎麦を食い入るように眺め、風景に遠い信州を想っています。Nさんと同じ思いです。どうぞ、どうぞ、続けてください。

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  4. 「ひ」さん、書き込みありがとうございます。
     お騒がせしました。
     食い意地が張っておりますので、つい食べ物がらみの話が多くなります。
     文学的にはかなり閉塞しておりますので、それだけにこだわらず、考えや気持ちが及ぶもの何でも書いて一人の人間の全人的な表現としてのブログでいいのかな、などと考えております。

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