ワラビはすでに一握りほどを二回採取。昨日は細いうどんでワラビ、油揚げあどを具に「お煮掛けうどん」でいただいた。わが家はなぜか昔からワラビが入手できると必ず「お煮掛けうどん」と決まっている。具を煮た醤油味の汁が入った鍋に一人前のうどんを入れた「投(とう)じ籠」を入れてしばし温め、それを丼に移し、具と汁を入れる。簡単なうどんだが、なぜかおいしい。他所では「投じ蕎麦」というものもあるらしい。これも、この秋には試してみたい。
春の遅い標高700mの高地でも桜の季節は終わったが、わが家が借りている畑の外側にまだ植えて4年くらいの八重桜が咲いた。花芽が少なく、咲いたというほどではないが着いただけの花芽はみな満開になった。今日、そばに寄って観察してみると、塩漬けにされる八重桜そっくりなので、来年あたりは塩漬けに出来るかな? と、不穏な考えが脳裡に浮かんだ。
この八重桜、実は一昨年肺ガンで亡くなった兄がどこからか買って来て、勝手にわが家の畑に植えたものであったが、借りている畑に木を植える訳にはいかないからと、私が畑の外側に続く公園の土手に植え替えたものである。私と母以外はその桜がそこにある由縁を知らない。いつか、兄の子供たちには教えてやりたいと思うが、彼らはこの地を離れて生活しており、その機会がやって来るかどうか。
その八重桜の来歴などは私の記憶の中にだけあればいいのかもしれない。
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