緑の沈黙が君臨しよう
錯雑としたギターの音の。
ギターは水ならぬ
風の 泉
これは、グスタフ・ルネ・ホッケ著、種村季弘訳「文学におけるマニエリスム」(1971年、現代思潮社刊、1000円)の巻末に置かれたマニエリスムの詩のアンソロジーに収録された、スペインの詩人、ジェラルド・ディエゴの「ギター」という詩。
......水ならぬ 風の 泉......なんて、素敵にマニエリスムです。「アルハンブラの思い出」とか、「アランフエス協奏曲」とか、まさにギターが風の泉であることを実感させてくれます。
羨ましくもスペイン在住の cazorlaさんの、しばらく前のブログ記事に迂闊ながら触発されて、思い出しました。
そういえば、ここに置かれている、カザルス演奏のスペイン民謡「鳥の歌」も、同じ弦楽器ですから風の泉から湧き出すポエジーを感じます。
アランフェス協奏曲、好きです。
返信削除ギターの曲では一番好きです。
そう、聴いていると行ったこともないのにアランフェスの街にいて、風や光を感じているような、そんな気がしてきますよね。
返信削除(猛烈な睡魔に襲われてレスが遅くなりました)