Canadaに帰国したN君からメール。
帰国前に深大寺蕎麦を食べたが、君が打ってくれた蕎麦の方がずっとうまかった、と。
そりゃそうでしょ、汗水流して種から一貫生産しているんだから。
昨年だったか採種してあげた行者ニンニクの種が裏庭で20本くらい発芽したらしい。
ただし、奥さんが近くの林で行者ニンニクとカタクリの群生地を発見したという。しかし、かの地では野生の植物は採取してはいけないのがcommon senseであるらしく、採るのにはかなりの勇気を必要とするらしい。このあたりの住民が国有林と民有林を問わず山菜採りをするのと同じようにはいかないらしい。
小説、仕事に忙殺されて停止したまま。主人公がむやみに音楽を想起しながらというスタイルはほぼ固まったが、一気に書き通すだけの時間も体力も無いので、少しずつ、亀の歩みで進むほかない。性格的にはウサギで寝ずに一気に書いてしまいたいタイプなはずだが、それが許されない。
チェーホフが女性主人公を内側から見る柔らかい視線と、戦闘的に人間の不合理を追求してやまないドストエフスキーの人間を外側から見るシビアな視線。
欲張りですが切実に、その双方が欲しい。
最後は、やはりバッハの無限カノンで締めるべきであろう。
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