
山へ松の枝を採りに行っただけで時間があったので、昼前にソバ粉200gでつなぎ無しの10割ソバを打ってみた。先日購入した30cm×90cmの集成材で縦長に延し、切ってみたが、まずまずの出来。やはり、粉の粒子が細かければつなぎ無し、水だけでつながる。200gは少なすぎて仕事はちまちまとしてやりにくいのだが、自分が食べるだけを打つとなるとこうなる。実際は200gでは多く、150gでいい。
いよいよ年末年始で1kgくらいまとめて打たなくてはならなくなるので、江戸流の麺棒を二本使う方法にチャレンジしてみようと思い、昼食後、ホームセンターではなく個人の金物店に行って延し捧を見たら、ホームセンターより出来が良くて値段が300円ほど安かった。直径3,5cm、長さ90cmのものを購入。帰宅して早速サンドペーパーをかけ、クルミ油で磨く。薄く延すために、半分を麺棒に巻き取っておいて残る半分を延すという、狭い延し板で1k以上を打つには便利な方法なので身につけたい。

それからO原さんの家に行き、スプレー法による水回しのやり方を書いた本のコピーを届けたら、上がれと言う。歳末に寄るのは気が引けたが、コーヒーをご馳走になり、自作のこね鉢、自作の蕎麦切り包丁、自作の駒板、生舟などを見せてもらう。職人のネットワークがあるからこそで、必要な工具や機械は間に合って、それで自作できるのだろうけど、すごい。蕎麦切り包丁は、石材店でかつて石切に使っていた巨大な回転式の丸い刃を溶接機で切り、それを包丁にしたらしい。よくもそんなことを考えつくものである。
帰り際に、これ持って行ってと桐の生舟を渡された。頂戴するわけにはいかないと遠慮したが、結局いただいてしまった。明日にでもお返しにソバ粉をお届けしておこう。これまでは発砲スチロールの平箱やタッパーで間に合わせていたのが、桐の生舟では中身の蕎麦の外見も美しく揃えて並べなければならない。
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