2007年9月19日水曜日

あれ?

 コルタサルの小説を読み返したくなって家の中を探しまくったが、国書刊行会の『遊戯の終わり』と岩波文庫の『悪魔の涎・追い求める男 他八篇―コルタサル短篇集』しか見つからなかった。
 同じ国書刊行会の『遠い女 ラテンアメリカ短篇集』がどうしても見つからない。ネット古書店から購入した記憶は間違いなくあるのだが。
 などと書くと、本の整理も出来ないだらしのない人間みたいに思われてしまいますが、まさにその通りかも。不用の雑誌と単行本を整理して、何とか平積みを解消すればいいのですが……。
 そのかわりにメキシコの作家、フアン・ルルフォの『燃える平原』が出て来た。これは古書検索をしていて偶然に表紙・本文ともに汚れとかでムチャクチャ安い出物があったので確保したまま、やはり読まずに平積みのそのまた下敷きになっていたもの。
 あれ? この作家名、どこかで見た名前だなと思ったら、Lydwineさんが再版されたと書かれていた、岩波文庫『ペドロ・パラモ』の作者でした。
 しかもこの2冊しか発表できなかった寡作の作家。ずるずると何年も締め切り原稿を提出せず、編集人としてのみ余命を過ごして来た身にはずいぶん痛い共感を抱かずにはおられない作家ですが、少なくとも今月中は読まない=(正確には)読めない=そんなことはしていられない……。

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