2007年9月12日水曜日

名無しの豆

nanashimame.jpg

 この豆、町内の整骨院の先生がポケットから10粒ほどを「作ってみない?」と出してくれたもので、5~6年前から母親が作っているが名前が判らなかった。整骨院の先生も知らない。他にこの豆を作っている人たちに聞いても誰も知らない。みんな知らないのである。煮豆にすると花豆より皮が薄く、柔らかく、豆の味も舌触りも絶妙なので、以後毎年作っているが、母親は勝手に名無し豆とか鬼豆などと呼んでいる。
 それにしても名前が判らないものを食べるというのは、どこか落ち着かないし、ひとにあげる時にも名前が判らない名無しの豆では都合が悪い。とはいえ、ネットで検索するにしても名前が判らないのだから難しい。昨年、千葉に住む弟とふたりがかりで検索したが見つからなかった。
 昨日、またある家でこの豆を干しているのを見て名前を訊ねてみたが、やはり知らないという。
 そこで再度検索にチャレンジした。豆の図鑑などから絞ってゆくほかはないが、なかなかヒットしない。
 外国から来た豆ではないかと英語で検索してみた。莢の写真しかなかったが、どうもリマビーンとかライマビーンと呼ばれる豆がそうらしいと見当をつけた。リマ豆という名が日本のサイトにあった。
新大陸系の豆。名前はペルーの首都リマにちなんだもので、日本ではライマビーン、ライマメなどやや名前に混乱がある。原産地は南米。世界中で食べられているのに、なぜか日本にはほとんど入ってこない豆らしい。本には「シアン化合物の濃度が濃い」「青酸を含む系統がある」などの記述があるが、詳細は不明。白色のものが多く大小さまざまだが、クリスマスライマビーンズchristmas lima beansなど模様のついたものもある。

というのが
http://hiyokomame.com/mamechishiki.htm
のリマ豆についての記述にありました。

 ペルーの首都リマが名前の由来でリマビーン、英語読みでライマビーンということらしい。ただしこのサイトのリマ豆は形は似ているが白くて模様がない。模様がある種類もあると書かれているのでchristmas lima beansと入力してGoogle検索すると、おお、Christmas Lima Beansというのがあり、クリックすると出ました。アメリカはアイダホ州の「パーセル山農場」のウェブサイトです。
「クリスマス・リマ(ライマ)・ビーン」だったんですか、なるほど、なかなか素敵な名前であります。
 あまりに美味しい豆なので皇帝豆と呼ばれたというのもうなづけます。 何せ、きめこまかい豆の中身の舌触りが性的といえるくらい快楽原則に沿っておりますから、ね。
 江戸時代だか明治時代だかと、終戦直後に日本に入ってきたらしいですが、なぜか定着しなかったようです。多分、自由にお砂糖が使えない時代だったからではないでしょうか。日本人は甘い煮豆が好きですからね。
 ちなみに、平成5年からライマビーン=アルプスこまち、という名前でO町市が特産品にしようと栽培しているようです。


��以上、11日に書いて、下書きのままアップし忘れ)
 締め切り間近になりますと、無意識に文学話題を避けているようでありまする......(ーー;)

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