2007年1月24日水曜日

電話線の向こうの神様みたいなひとたちに感謝

 昨年の秋に収穫したヤーコンのことをわが家の女性陣はすっかり忘れてしまっていて、さっぱり食卓に登場しない。
 そこで、仕事で外出した帰りにスーパーマーケットに寄り、セロリ(セルり?)をひと株購入。
 先ほど、男子厨房に入り、ヤーコンとニンジンを洗ってピーラーで皮を剥き、どちらも銀杏切りだが、ヤーコンはちょっと厚めに3~5mmくらい、ニンジンは2~3mmくらいに切る。それからセロリの茎と芯の部分の葉を箸で摘みやすく食べやすいくらいの大きさに切り、適当な容器にヤーコン、ニンジンとともに入れ、塩少々、酢少々、醤油適宜、みりん少々を混ぜて冷蔵庫に入れる。
 これでヤーコンとセロリの醤油漬けの完成。明日になればおいしく食べられます。さっぱりしていながら、ヤーコン、セロリ、ニンジンの味はそれぞれ味わえて結構です。
 本当は、あく抜きのために一晩は塩と酢だけで置き、翌日水気を切って醤油とみりんで味付けした方がいいかもしれません。それから、酢を少し入れるのはヤーコンがそのままだと酸化して黒く変色しますので、それを防ぐためだそうです。

yhakonzuke.jpg

 な~んだ、写真に撮ってみるとあまりおいしそうに見えませんね(まだ醤油漬けになっていないし、銀杏切りより短冊切りの方が見た目がきれいかもしれないですね。ハハ、所詮は男の児戯であります)。


 今は、物差し片手に、パソコンで編集しているとおぼしき文芸誌、同人誌のレイアウトの研究。先ずは上下左右の余白を計測し、使用されているフォントの種類、大きさ・太さの検討、それから行数と文字数、二段組の段の間が何mmかも測定。その後は実際にページを開いての目当たりの感覚的検証。
 その結果、いちばん目当たりがいい(読みやすそうなの)は、ひわきさん編集レイアウトの「胡壷」であった。
 なぜか? 先ずは、フォントの大きさに注目。
 手元にある雑誌はだいたいがワープロ・ソフトでいう9ポイントか、10ポイントを使用している。「文○界」は9ポ、たまたま手元にある「季刊○科」は10ポイント、「O」は9ポイント、「木曜日」は10ポイント。
 それらを順にぱっぱっと見てゆくと、9ポイントはちょっと小さくて読みにくく、10ポイントは文字は大きいのだが行間が窮屈に感じられてしまい、ベストではないのである。ただし「胡壷」はそういう違和感がなくもっとも目に自然に文字が入ってく来る。
 そういえば、以前、ひわきさんが一太郎でフォントを9,5ポイントに設定されていると掲示板に書かれていたことがあった。もういちど、「胡壷」のフォントと9ポと10ポの三種類の文字をもう一度比較すると、確かに、微妙に違う。
 また同じ大きさでもフォントのウェイトが違うと印象も変わる。ウェイト3、5、7と数字が大きくなるとフォントが太く濃くなるが、あまりウェイトが大きいとかえって読みにくくもなる。ウェイト3はちょっと細い感じもするが、印刷さえきれいにされればむしろ読みやすいかもしれない。

 今、「文芸同人誌案内」の掲示板の記事を保存した「保存掲示板」の「同人誌の作り方」を読み返してみましたが、やはり9,5ポイントでした。
 しかし、この保存掲示板、保存しておいていただいて本当によかった。消えてしまってはもったいないことがたくさん書きこまれています。さすが、ひわきさん。

 とりあえず、Wordでも9.5ポイントという指定が出来るかどうか、試してみました。
 Wordにだって10.5ポイントという0.5ポイント刻みのフォントサイズがあるのだし、デフォルトだと72ポイントまでしかフォント指定窓にないフォントの大きさも、80ポイントとか数字を手入力すれば80ポイントで表示、印刷されるのだから、9.5ポイント指定も大丈夫かもしれないと思って。
あ、できました。9.5にしたい文字列を選択しておいてからフォントサイズを指定する窓に半角で「9.5」と入力すれば、フォントサイズが9,5ポイントになりました!
9ポイント、9.5ポイント、10ポイント、3種類を実際にプリントアウトしてみましたが、やはり、9.5ポイントがいちばんいい大きさだと確信。(ちなみに9.7と数字を入れてみたらダメでした)
 ただし「ページ設定」では変更できないので、行数字数まで意のままにコントロールするのは難しい。もう少しいじってみよう。
 
 それからもう一点。
 同じフォントサイズでウェイトも同じフォントを使用していても、行間と字間の設定(行数・字数)の設定が少し違っただけでも印象は大きく変わる。
 行間は余り狭くなければいいが、文字間は余り空けない方がいい。行間が狭く字間が広い設定がいちばん読みにくいのは当然です。

 なるほど。
 ページ設定などどうでもいいから、このフォントサイズ9.5ポイントで「同人誌用のスタイルと書式」を作ってしまえばいいし、「本文9.5ポイントの同人誌のテンプレート」も作ってしまえばいいのす。
 早速、作りました。このテンプレートにテキスト・ファイルを流し込めばいいのです。Wordファイルを流し込むと、元のWordファイルの書式が生きてしまいますので、やはりいったんテクストファイルにしてから流し込むのがいちばん安全な方法のようです。

 それにしても、ネットってありがたいものです。
 検索すれば、こういう風に自分が知らない情報がどこかに置かれていて、それを得ることが出来るのですからね。ネットの向こうには神様みたいな人もいれば、悪魔かと思うようなひともいると、つくづく思います。
 すごい世界です。
 電話線の向こうの神様みたいなひとたちに、感謝いたします。

6 件のコメント:

  1. ほんとうにそうですね。誰かに向かって、何らかのことで「微かな悪意」をこめて書き込まれたら、書き込んだ本人は大したことをしたつもりではないのでしょうが、それはなぜか増幅されて、相手に思いがけない圧力で伝わります。
    それなのに、善意の書き込みは、本当に素直に伝わってくる。(こっちが変にひねくれて取らないかぎり。)
    いっぱい面白い楽しい情報を教えてくれる神様の皆さんに感謝!
    いま私はちょっといろいろあって落ち込んでいますが、こういうときに、ヤーコンの記事なんて、たぶん、 euripidesさんが思っておられる以上に、気持ちを慰めてくれるものなのです。お皿の料理をみただけで、ほんわかします。食べ物って、話だけでも、すごい力があるのですね。食べなくてもいいのです。
    「胡壷」の編集文字が、読みやすくて良い、というお話。ひわきさんにさっそく教えます。私もとても嬉しいです。

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  2. 現実や日常よりも明暗やコントラストがずっとずっと強いネット世界での事象が小説に描かれる場面が、これからはどんどん増えてくるものと思いますし、書けたらの話ですが、自分が書くものにも出現するかもしれません。
     Lydwineさんの前号の作品もネットが大きな役割を果たしていましたが。
     ひわきさんのレイアウト、これ以上は望めないくらいベストで、ほんとうに絶妙なんです。多分、私も次号から印刷会社を変えますが、レイアウトはひわきさんとほぼ変わらない設定になると思います。
     ヤーコンって案外食べようがない根菜なのですが、醤油漬けはほんとうにいけます。

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  3. ヤーコンの名前や見た目は知ってますが、実物を食べたことも手にしたこともありません。梨に似た食感とかテレビで言ってましたが、福岡では見ません。もし見つけたら、買ってみよう。その時は醤油漬けにします。
    「胡壷」のレイアウトをお褒めいただき、嬉しいです。やっぱ日本語は一太郎ですよ、というのが自説です。Wordを使いこなせない、というのもありますが。見本をお届けします。

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  4. ひわきさん、いらっしゃいませ。
     ヤーコンは収穫後の保存がむずかしいので今はあまり見かけないと思います。
    紙の版下だけを視野に置いたらWordにこだわる必要はないですよね。
     紙版でなくデータ入稿する場合もPDFあたりが標準になれば、Wordでなくて一太郎でも構わない訳です。

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  5. 私も9.5を使いたい、とか、平成明朝を使いたいとか、思いながら、フォーマットを、Word利用の同人たちにばら撒いてしまい、今さら変更するのも、躊躇われるのですよねぇ。ページ換算で、掲載費用を頂戴しているので、ページあたりの文字数が変わるのも、ちょっと抵抗があるし・・・。標準化の弊害です。いや、改善なくして標準化なし(トヨタ生産システム)、でした。
    ワープロ・ソフトは、同人間の互換性の問題もありますね。うちって、いまだにワープロ使ってる人がいるのです。まあ、手書きで送ってくる人がいないだけ、ましかもしれませんが。
    う~む、やはりうちも行間をもうすこし開けたいなぁ。余白を減らせば、なんとかなるかな。

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  6. そうですね。できれば1行でも1字でも多く入れて経済性を高めたいんですが、誌面の読みやすさ、美しさも考慮に入れるとおのずと行数・字数は決まってきてしまいます。
     また、自分をふくめた同人の年齢(=老眼)を考慮すればポイントもちょっとでも大きくしたいのですが、これも経済性と美観に大いに影響するので悩みます。
     どの同人誌を比べても行数・文字数、ほんとうにわずかな差ではありますが、そのわずかな差が見た目を大きく変えているので見直しを試みています。
     また、「O」の場合は前号の印刷にムラがあり、あまりにそれがひどいために泣く泣くなじみの印刷所を変更する、という苦渋の選択がからんでいますので、今さらながら、レイアウトの見直しをしている訳です。
     うちはひとりが一太郎で、ほかは全員がWordで、ワープロ専用機のひとは退会して居なくなりました。テキスト・コンバータ、あれ、結構高かったし2003までヴァージョン・アップしましたが、現在ではほとんど不要になってしまいまいした。一時は結構これが頼りだったんですが、時代は前へ前へと容赦なく進みます。
     もう少ししたら、ついてゆけなくなるのではと思います。

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