「田中恭吉ふぁんたじあ」(本が見つからないのでデータは後日)
滅多に転寝ということをしたことがないが、珍しく夕食の後に眠ってしまった。眠っている間に、信濃デッサン館へ行った時の夢を見た。たまには外で例会をしようと、同人誌の仲間の案内で信州の鎌倉と呼ばれる地域を散策した時に立ち寄った。
その時に催されていた展覧会のポスターに使われていたのが、「焦心」。くれぐれも、「傷心」ではない。
ちょっとピンボケだが、このポスターはひと目で気に入ってその時に「田中恭吉ファンタジア」という館主、窪島氏の著書とともに購入したもので、いまだに後生大事に持っていて、なおかつ、たまたまながめている。
何年か前に、「田中恭吉作品集」(玲風書房・8500円)がある古書店で2000円で売られているのを知り、買った。これはお買い得であった。
「焦心」を表紙に使用した本。
そういえば、今朝の朝刊に窪島氏が『休館の春』というエッセイを書いておられ、それで夢を見たのだった。元旦より秋まで「信濃デッサン館」を休館し、1、5倍に拡張、改装するのだという。「無言館」が出来てから「デッサン館」の方の入場者が年間平均3万人から1万人ちょっとくらいに減ってしまったのだそうだ。無言館は10万人くらいだそうだが、別組織での運営なので、そちらの利益をデッサン館に持っていく訳にはいかないのだそうで、一時は閉館されることも考えたらしい。
単なる気まぐれな訪問者としては春の初めとか、秋の終わり、冬の初めなどのひっそりした雰囲気が好きだったが、それでは経営が成り立たないのだ。あまり俗化するのも困るが、閉館になっては元も子もないので、リニューアル・オープンのあかつきにはほどほどに来館者数が伸びて欲しいものです。
良い絵ですねぇ。私好みです。ググってみたら、和歌山の方のですね。
返信削除それに、死後50年以上経っている、って悪いことを考えてしまいます。「文芸誌O」の表紙に難渋しておられると、以前に書かれていたと思いますが、この方は著作権が切れているのでは? 「ひそめるもの」なんて、私なら使いたくなっちゃいますけど・・・。
弊誌は今のところ、ユーゲントシュテールでいってますけどね。
大正3年に亡くなっていますから著作権は切れていますが、萩原朔太郎の『月に吠える』の表紙絵を描いたひとで、そのことがあまりに有名すぎて使いにくいです。
返信削除あ、「ひそめるもの」は窪島誠一郎さんが『田中恭吉ふぁんたじあ』の表紙に使っていたと思います。実物が見つかりませんが。
それから「焦心」は尾崎翠『迷へる魂』(稲垣眞美編)の表紙に使われています。ここではアップできませんから、ブログの方に追加アップしておきます。
なるほどぉ~!
返信削除というのも、「焦心」はどこかで見たような既視感に似た感覚があったのですが、そういうわけだったのですね。「迷える魂」は持っていません(全集を持っていますゆえ)が、本屋で見たはずですから。