2007年1月26日金曜日

潰えてしまう着想

 「紙見本帳」届く。これまでの、色上質かレザックかという程度の選択肢と比較すると格段の差。いくつか確認したい点をメールで質問し、夕方返信あり。
 ほかにもう一ヶ所、関西の各段に安い印刷所のサイト。ここでは表紙は色上質とレザックとなっているが、見積もりを請求するフォームには他に希望する用紙を書き込む欄があるにはある。ここへも一応、他の用紙を使えるか、問い合わせのメールを送信。
 知り合いの俳句同人誌の編集発行人も、ご希望ならば印刷所を紹介しますと言ってくれていて、そこがまた破格に安い。しかも、製版代、印刷代、製本代、紙代などそれぞれ計算して請求されるので明朗会計である。それも魅力。

 小説の構想、いまだ混沌。やりたくはないが、複数の視点で行くしかないのか。短編で複数の視点もないものだ。
 多分、数日で泡のように潰えてしまう着想に過ぎないのだろう。
 ジョイスの「ユリシーズ」を読んで以来(というかそれ以前からだが)、ひとつの視点でしか語りえない、描写できない現実にある種の眉唾な感覚が生じてしまう。

4 件のコメント:

  1. 複数視点は、それぞれの人物造形ができて、ちゃんと別人格ができていれば、それこそ面白いんですよねぇ。私んちでさんざん複数の一人称を腐してしまったのですが、結局、ひとつのところを見て、みんなが補足し合うようで、いわゆる「他者」が現れてこなかったように思えて・・・。複数視点はそれぞれがそれぞれの他者であってくれないと。
    とはいえ、他者を描くって、それだけでも私なんぞには、すっごく難しい。こう考えてみると、人物造形から入る、というeuripidesさんのお考えが、なるほど、と思えます。
    私のブログは、しばらく、不定期更新になります。

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  2. まあ、短編では複数の視点は無理ですけどね。同じ複数の視点でも、芥川の『藪の中』のようにそれぞれの人物になりきってしまえば楽ですが、人物の背後に控えて書くのはちょっと難しい。
     『藪の中』がどれくらいの長さか気になったので、青空文庫からダウンロードしてVertical Editorの400字詰めに流し込んでみたら、400字詰めで23枚くらいなので驚きました。もっと長かったような気がしていました。
     あのころの作家って、案外30枚くらいの小説が多いんですよね。30枚の短編がきちんと書けるというのは基本だったのかもしれません。今は30枚だと笑われちゃいそうですが。
     私も、「書き始めたのでブログは不定期更新になります」と書いて、早くブログをお休みにしたいです。

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  3. プレッシャーかけちゃいました? ご自身が図太い神経と仰せでしたから、大丈夫ですよね。
    〆切とか、同人間の義理とか、いろいろありますけれど、結
    局のところ自分のペースで書くのが一番だと思います。書かなけきゃならないから、といって、適当に書き散らすのは、プロの作家の特権です。せっかくプロでもないのですから、書きたいものを書きたいように、書きましょう。まして発行人という立場であれば、プロのそれと同様に、書けないこともまた、なにごとかであるのだと思います。

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  4. ご安心を。
     実は。
     何を隠そう、私はプレッシャーとかストレスとかを感じないきわめて希なタイプなのだそうです。

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