2007年1月25日木曜日

虚構が現実に復讐される

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 今日は父の命日だが平日なので、正午ちょっと前に母だけを車に乗せて出発。車で街から十分ほど東のひなびた場所にある菩提寺へ行き、墓参り。
 お墓は写真の右手にあるが、この地では迦陵塔(かろうとう)といって畳二枚くらいの半地下式の納骨室を備えた一族共同の墓が多い。横にアルミ製のドアがついていて、そこから中に入れるのだが、掃除の際は持ってゆくが、今回はお参りだけなので鍵は持参せず。

 なぜ、こんなお寺の写真を載せたかというと、かつてこの場所をイメージして老妻をガンで亡くす男の小説を書いたことがあり、その後まもなく父の病気が発見されて闘病生活が始まったので、なんとなく因縁を感じてしまうのです。
 また、夫がガンで亡くなったという虚構の小説を書いた女性が、その後本当にご主人をガンで亡くされたり、特定の人物をイメージしたのではなく、親友が亡くなったという小説を書いたら、その後現実に親友が亡くなってしまったとか、身近だった書き手のそのような経験を知っていますが、現実というものを、書き手の都合にあわせてストーリー展開の道具になどしたりすると、逆に、そうやって安易に書かれた虚構が現実に復讐される、ということがあるのかもしれない。
 徒や疎かに、現実を、中途半端な虚構を仕立てるための道具に使ってはいけないのである。
  (ちょっと厭な話を書きましたが、実はこれ、自分を戒めるためのもので他意はありません)

 相変わらず、A5用紙に1ページの設定を試行錯誤。
 9ポイント、9,5ポイント、10ポイントで、しかも字数行数(字間行間)をいろいろ変えて、フォントのウェイトもMS明朝、平成明朝W3、平成明朝W5などに変えながら実際にプリントアウトしてみる。しかし、あまり見ていると、どれがよいのか判断できなくなってくる。10ポイントでも字間行間しだいでは結構いけるのではないか。老眼が始まっているので出来れば9ポは避けたいのが正直な気持ち(とほほ)。
 いずれにしても左右の余白の取り方次第。字間のつめ方次第。相当に微妙で迷うばかり。
 それにしても申し込んだ有料の「紙見本帳」が来ない。

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