午前中は旱魃気味で息絶え絶えな菜園の野沢菜に水遣りに行き、午後になって、ソバの種の残りがあることを思い出した。
Tさんによれば毎年種子を更新しなくてもいいというので、昨年収穫した玄ソバを今年の種子用に残しておいたもので、8月に播種機で播いたら結構残ってしまったのだった。このまま放置しておくのももったいない。ダメでもともと、製粉してみよう。
この春に玄ソバ磨き専用に中古の循環式精米機を購入してあったので、それで玄ソバの磨きをしてみることにした。といっても、中古品なのでざっと掃除をして、それからホッパーに玄ソバをいれ、抵抗ゼロにして電源を入れ、タイマーを10分をに設定する。ぐるぐる循環しながら、下の糠箱にもうもうと埃が立っているが、タイマーが切れる頃には玄ソバの皮が黒光りするようになった。
抵抗ゼロにもかかわらず皮が剥けて「むきみ」になっている粒がある。
その時は気にせずに磨きの済んだ玄ソバを製粉機にかけてしまったが、今にして思えば、抵抗ゼロで少し皮が剥けたのだから、抵抗1とか1,5とか、もう少し抵抗をかけてみたらどうだろう? もっとむきみの数が多くなれば好都合なのだが、あまり割れが多くなってはどうも。秋に新ソバが収穫出来たら、是非とも試してみよう。玄ソバの皮を剥くにはインペラー式の脱ぷ機なるものが必要なのだが、いちばん小さい機械でも新品で十数万するので手も足も出ない。たまたま中古をネット・オークションで見かけるが、結構入札者が多くて中古なのに割高になってしまう。
磨きが済んだ玄ソバ2kgちょっとを、次に製粉機にかけた。それを先ずは園芸用の10メッシュにふるいにかけ、ソバ殻を除去。さらにそれでふるい落ちたものを、80目(ほぼ64メッシュ)のふるいでふるう。本来は100メッシュのふるいにかければハナ粉になるらしいが、あいにくと80目のふるいしか持っていないので、とりあえずはそれをプラスティック容器に確保。80目でふるい残ったものをもう一度製粉機にかける。製粉機から落ちてきたものをもう一度80目のふるいにかけ、落ちた粉をまたプラスティック容器に確保。念のためにふるい残ったものを、もう一度、製粉機にかけ、更に80目のふるいでふるう。ふるい残ったものは、多分、サナ粉と呼ばれるもので蕎麦切りには使えないものらしいのだけれど、蕎麦羊羹に使えるのではないかなどと未練たらしくポリ袋に保存。
都合三度、プラスティック容器に確保した80目を通過したソバ粉の合計を計量してみると、1,55kg。わが家の蕎麦打ちの3回分に相当するではありませんか。
おりしも夕方なので、少し蕎麦掻きにしてみたところ、昨年秋の製粉よりも透き通った感じの蕎麦掻きになりましたが、やはり「星=そば殻の微粉」が多過ぎる感じがしました。
更科粉のようにむやみに白く細かく純粋なソバ粉を望んでいる訳でもないので、もう少し手の届く範囲での「星=そば殻の微粉」の排除こそが、今後の重要課題であります。
それからソバ粉の風味の確保。
100メッシュのふるいを買って来てそれを使えば、色も白く、つなぎも不要な十割蕎麦が打てることは判ったのだけど、それでは風味も減衰されることも判った。
つながることを重視してある程度風味を断念するか、風味を優先して長くつながらない蕎麦を許容するか?
風味も良く、甘みを感じ、しかも、長くつながって、コシも喉越しもいい蕎麦。
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