2009年9月14日月曜日

不意のお客様

 今日は午後に不意のお客様。
090913yamame.jpg たまたま、近所の渓流釣りの好きなOさんから、岩魚、アマゴ、山女など、大小とりまぜて16尾もいただいたので、塩焼きにしてちょっと冷酒、その後、蕎麦を食べていただくという段取り。16:30から蕎麦打ち開始。
 まだオヤマボクチ蕎麦では出来が心配なので、計算が楽な「外二八」にして、小麦粉100g、ソバ粉500g、水は50%(300g)。
 延している時の感触では結構柔らかいので47~48%くらいでも良かったかなと思ったが、おかげで1mmくらいに延すことが出来た。薄く延すことが出来ると切るのもきれいに切れる。
 老人用は一回差し水をしたが、ほかは一回沸騰ですくい上げて水にさらしたところ、まずまずのコシ。ある工夫により、艶もよく喉越しもよかった。
 見かけも同じソバ粉からとは思えないような品のよい蕎麦になった。二八蕎麦もいつもこんな感じで打てたら、ひと様に食していただけるのだけど。
 昨年末にYさんに頂戴した色白の細かいソバ粉が、十割で打てたものの風味の薄い蕎麦だったことを思い出したが、この二八蕎麦だったら、メッシュの細かいソバ粉で打った十割蕎麦に決して負けていないと思う。
 プロの製粉は「つながらない」という苦情や不評を懼れて微粉を多くしているのだろうか。こんな下手くそにもあっさり十割蕎麦が打てたのには驚いたが、風味が薄くて「十割蕎麦」という呼称が泣けてしまう。
 粗いの細かいの中くらいのいろいろ混じっている方が、風味があっておいしいような気がするのだけど。




 久しぶりに太宰の「トカトントン」とホフマンスタールの「チャンドス卿の手紙」を再読。
 これを単にノイローゼの文学と断じて否定し去ってしまうのは簡単なのだけど、しかし心あるいは精神を病むことは人間しか出来ないこと、そう思えばとてつもなく人間的な現象と考えられないことはない。
 

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