2007年2月25日日曜日

ひとつの夢想

 ほんとうに夢想である。
 「文芸同人誌案内」の姉妹(兄弟?)サイトとして「全国文芸同人誌・作品アーカイブス」といったウェブサイトを立ち上げたいという夢想が数年前から脳内を駆け巡っている。
 これだけインターネットが盛んな時代に、なぜ純文学の書き手は印刷媒体に作品を掲載するだけで満足しているのか? なぜ、もっと他者に読まれ、批評される方策を考えないのか? なぜ、自分の作品が読まれることばかり念頭にあって、なぜ、他者の作品をもっと読もうとしないのか?
 
 広告を否定しなければ、無料のウェブ・スペースがあるのだから「全国文芸同人誌・作品アーカイブス」は技術的にはいつでも可能である。
 優れた作品を厳選して掲載したい気もするが、優れた作品を選考するには多くの優れた読み手を必要とするし、時間的負担も生ずる。それは多くの困難を伴うので、条件は下記の四点程度とする。
 「印刷された文芸同人誌に掲載された作品である」ことを唯一の掲載条件とし、自薦他薦を問わない。
 作品をテキスト・データでメールに添付送信、またはフロッピーなどで送ることが出来ること。50枚以内の短編はスキャニングによるテキストデータ化も可能なので同人誌の送付も可。
 長編のアップ・ロードは長い目で見れば負担になるであろうから、一応は400字詰め原稿用紙換算で100枚、あるいは130枚くらいに限定。
 通常のHTML版とPDF版の二種類のファイルをアップ・ロード。


 それにしても運営がむずかしいだろうなあ、とは思います。
 

4 件のコメント:

  1. 自薦を許すとなると、けっこう集まりそうですね。怪しげなのも・・・。文芸同人誌掲載作にかぎったとしても、文芸同人誌の枠組みが難しいですから、文学フリマのように、自分が文学と思えばなんでもあり、とすると・・・。
    たとえば、「文芸同人誌案内」の紹介ページの目次欄にリンクを貼ったりするのも面白いと思いますし、可能性は広いですが、やはり難しいのは運営でしょうね。もし、夢想の域をでて、実働にはいるときは、私に協力できることがあれば、協力させてください。

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  2. ペンクラブの電子文芸館とか、いろいろイメージしてみますが、むずかしいですね。つまらない作品ばっかりでも困るし、審査するのもタイヘンだし苦情も抗議も来そうな気もします。
     もうちょっと違った形で展開できないか、考えてみます。

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  3. このブログの右端に他ブログの名前がずらりとありますが、一番最初の「思い出してごらん」を何気なく開いて、あっと驚きました。なんと、魅惑に満ちた世界がひろがっていたことでしょう。これから、ゆっくりと過去にさかのぼって読んでいく楽しみができました。
    こういうふうに、ひっそりと美しい自分の世界を育んでいる人たちが、この世のあちこちに存在する……、ヨーロッパのどこに在住の方か分かりませんが、福岡の片隅に半分ひきこもりのように暮らしている私にまで、彼女の言葉が届いたということに、とても感動します。
    そういう意味でも、インターネットでの作品配信は、素晴らしいことですね。実現するとしたら、多大なエネルギーと集中と労苦が必要でしょうが、すべてをそこに注ぎ込んでも価値は充分あるでしょう。生半可なことでは出来ないと思いますが、喜びもまた大きいでしょうね。

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  4. 最初の方とか、三番目の方とか、読んでいてタジタジになることがあります。
     三番目の方は今日更新されました。勉強もされていますが確固たる自我がうかがえて、思わず背筋がピンと伸びます。

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