午前中に『フロイト先生のウソ』を7&Yで受け取る。
帯に二行《フロイトはマルクスよりも多大な損害を人類に与えた》とありますが、さて……。
若い頃から、私はフロイトに対して「強い反発」と「抗えない大肯定」という両極の間を、ブランコのように行ったり来たりしている。
フロイトがコカイン中毒だったという本を読み、また今回の「フロイト先生のウソ」を読み、さらにその振幅の度合いは増す。これでラカンを読んだらもっと乖離がひどくなるだろう。
一人の人間のなかでさえこれだけフロイトに対する評価や判断がアンビバレンツなのだから、《フロイトはマルクスよりも多大な損害を人類に与えた》などと書かれたとしてもやむをえないか。
さて、先ずは第二部「心のウソ」の五章から一章へさかさま読みすることになる。
第五章は「多重人格」。多重人格障害などというものはそもそも存在しないという視点からの考察であるから興味津々である。それでは何なのだと考えると、案外フロイトの「ヒステリー」が何となくだが視野に入ってくるのが妙だ。
フロイトから離れようとしてまたフロイトに戻ってしまうのは宿命か。
明日は、何をさておいてもラカンの入門書を探しに行かないと。
先日、mixiなどのSNSの訪問者数、ページビューが減り始めたという記事を読んだが、SNSもブログも昨年の後半を境に、ピークを過ぎたような気がしている。
私がRSSリーダーに登録している50くらいのブログも、一ヶ月以上更新されないものや、更新頻度が落ちてきているブログが増えている。
うち一名は病院で手術を受けて入院中だがどうやら退院も近い様子で喜ばしいが、ほかに2名は心配してメールを送信したが返信なし、更新もなし。ほかにも消息が知れず気にかかるひとが居る。どうしているか貧しい想像力では及びもつかない。
考えてみれば、ブログというのはかつても書いたことがあるが、マジックミラーに囲まれた部屋の中でひとり自己の感情や思考や脳の中身をさらけ出しているようなもので、案外、本数が少なくて太い神経の持ち主でなければ続かないのかもしれない。
それに、常に本を読み、社会や自己を観察し、感じ、考えて、自己のなかに蓄積するものがないとブログも書き続けられはしないのだ。
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