古井由吉の『杳子・妻隠』、『櫛の火』が出てきた。無論、当時の単行本である。ぱらぱらめくってみて、あ、この頃の古井由吉はこんなによかったのだと再確認。村上春樹に通じるものを感じたりして……。
それからミシェル・レリスの本がなぜか4冊、桃源社版の澁澤龍彦集成が4巻(全巻揃いではないのか?)、同じく澁澤編集の立風書房『暗黒のメルヘン』。ホレス・ウォルポールの『オトラント城奇譚』まで出てきた。
それから自分でも驚いたのが、第二版ではあるけれど澁澤龍彦訳、薔薇十字社刊のジュール・シュペルヴィエル『ひとさらい』(本邦初訳)が、函を包むセロファンは変色しているものの、帯も購入当時のまま、出現したのには驚いた。買ったことも持っていることも失念して、しばらくまえにジュール・シュペルヴィエルの文庫本『海に住む少女』を読んだのに、それでも思い出さなかった。購入したまま読んでないのです。積読もこれだけの歳月になると自分のことながら感心してしまいます。
この機会に是非読みましょう。
ちなみに検索してみたところ、大和書房版もあり、薔薇十字社版の方は4000円から20000円。でも数は結構出ています。
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