2006年9月1日金曜日

あの、遥か遠い夏の日の、北八ヶ岳

 この記事を読んで驚きました。
 北八ヶ岳に、
 ヒカリゴケが自生していた、
 なんて。

 実は私が住む町の歩いて五分ほどのところに日本で最初に発見されたヒカリゴケがあるのですが、そのほかにもわたしが小学生、中学生頃まで勉強もせずに遊び歩いていたテリトリーのなかに日本五大稲荷だか七大稲荷だか十大稲荷だか、その時ごとに表現が変わって信用できない稲荷神社がありまして、それが生意気にも京都の清水寺同様の懸崖造りのその崖下の洞窟に、やはりヒカリゴケが自生していたのでした。
 今となっては、温度、湿度などの条件が整えばどこにでも発生しそうなヒカリゴケですが、夏の北八ヶ岳は、確かに苔に適した環境ではあります。

 精神的にまったく幼くまた貧しかった自分の青春時代への個人的な思い出もあり、
 あ、
 夏が終わらないうちに私も北八ヶ岳の原生林のなかへ行ってみたい、
 と、
 激しく思うのでした。
 ゴミが多かったり俗化しているのはメルヘン街道沿いや登山道沿いだけで、
 そこからちょっとはずれたら誰の姿も見えません。
 今どきの若者言葉を模してしまいますが、
 ヤヴァィくらいの原始の森が
 広がっています。

 確か南木佳士さんも、去年だったか、一昨年だったか、北八ヶ岳に登った小説を書かれましたよね。

 ヒカリゴケといえば武田泰淳。
 もう連想ゲームはやめて寝ます。
 馬車がカボチャに還ってしまう時刻を、とうに過ぎてしまいました。

 「初めも終わりもなく」ではなく、「初めもなく、終わりもなく」? くどい。
 とにかく二枚書いたが、明日になって否定の魔に削除されなければいいのだけど……。

 

2 件のコメント:

  1. トラバありがとうございます。私も驚きました。北八つの苔生した空気に浸りたくて行ってきたのですが、思わぬ収穫です。

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  2. 私も北八ヶ岳が好きで、期せずしてトラバしてしまいました。深い原生林の中で苔に光が当たっているのを見ると感動しますね。できれば、あまり寒くならないうちに行ってみたいと思っています。地元ですから、思い立ったらすぐなのですが。

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