三連休だが明日の月曜に午前半日出勤予定の配偶者が、何気なく言いました。
「ねえ、あしたまたラタトゥイユを作らない?」
「わ、わ、私はそんなラタトゥイユなんて洒落た名前のお料理は作れません」
「この間、作ったじゃない」
「いえ、あ、あれはただの田舎おやじの、粗末なトマト煮込みでございます」
「そうそう、そのトマト煮込みでいいのよ」
「ええ? あなたがレシピ通りにラタトゥイユなるものをお作りになったらいかがでせうか」
「わたしより、あなたが作った方がおいしいのよ」
「むむ……(それは当たり前ずら。かける手間暇が違うわな)」
で結局男子厨房に入ることに。野菜はすべて自家製がありますが、野菜だけでは切ないですと言ったら冷蔵庫から鶏の腿が出て来ました。オリーブ油にニンニクに、人参、玉ねぎ。ズッキーニがすでに自家製は終了してしまったのが切ないですが、しかたなく米茄子で代用。邪道ですが自分が好きなのでジャガイモ。珍しく赤く色づいたパプリカ。適当に洗って切ってオリーブ油でいためるものはいためて、お、かんじんのトマトの皮の湯剥き。トマトや野菜の水分だけで煮込むので料理用ワイン。これは前回買った残りが冷蔵庫に。マンズ・ワインのモン・フレールとかいう料理用で確か三百何円だったか、酒屋の親父さんが何を勘違いしたか「わたしもこれを飲んでますが、けっこういけますよ」と言ってました。なるほど、お金がない時には飲むのもいいですね。
あとはもう時間をかけて弱火で煮込むだけ。しかしなぜかまた鍋いっぱいですがな。
塩、胡椒、ほかに隠し味2種類。出来上がり。
就寝前に、ボリス・ヴィアンの稀少戯曲、古書店に念のため在庫確認のメールを送信しておく。最終更新日が古くてちょっと気になります。
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