2008年9月2日火曜日

想像力貧困の証明

 今、私がいちばん欲しいもの ソバの播種から蕎麦打ちまでの工程で素人がもっとも手が出せない領域が「製粉」の工程であるが、ブラックボックスめいていていちばん信用できない工程でもある。昔から、精米所や製粉所はごまかしが多いことで有名である。私が昨年製粉を依頼した製粉会社にも中国産を混入しているのではないかという噂がつきまとっている。石臼製粉を謳いながらロール製粉したものを渡されたとしても判らない。疑い出せば限(きり)が無いが、頭は悪いがタバコをやめて以来敏感になった舌の味蕾が、昨年の秋以来、ひそかに風味や甘みが薄いと訝しんでいるのでした。(これくらいだったら、かつて父親が毎年玄ソバを持ち込んでいた、あの性質が悪く油断ならない個人の田舎精米所で挽いたソバ粉の方がずっと風味や甘みがあった......)


 この製粉というブラックボックス的領域を解決するために、多分、近々にこの製粉機のオーダーを出してしまいそう、です。
 石臼での製粉がブームでありますが、あえてロール(金臼)式の機械製粉を選択したのは、その一時間あたりの抜群な製粉能力の注目してのことです。
 「金臼式製粉は熱を発生して粉の風味が失われる」というのが電動石臼派の専らな意見ではありますが、十五秒で5kgの玄ソバを処理できれば熱を発生するはずもなかろうと思って。
 これも必需品なのだが、ちと高いのでこれは来年度の仮題としておこう。

 さあ、明日から書くことに専念?1?
 ル・クレジオの「テラ・アマータ(愛する大地)」に登場するシャンスラードとミナをイメージの根底に置きながら、強烈に常識からはみ出した若い男女をイメージしているのだけれど、このふたり、なかなか常識からはみ出してくれないのですよ(それはもちろん、私の想像力貧困を証明しているだけなのです、けどね)。


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