先日このブログにコメントをお寄せいただいた紺野さんが、ご自身のブログで入手困難な本について書かれていおられ、そのなかに「左川ちか全詩集」があって、思わずまたあれこれ検索してみたら、つい半月ほど前にYオークションに出品落札されたばかりで、落札価格は22,500円でした。
昭和初期は尾崎翠がいたり安吾が「木枯らしの酒倉から」や「風博士」、「蜺博士の廃頽」を書いたり、面白い時代ですが、左川ちかもこの時代のひと。J・ジョイスやV・ウルフなどを読んでいてかなり日本的でない詩を書いている。
私は実はこの全詩集についてはもう入手は諦めている。なぜかというとたまたまネット上に全詩集の中身がアップロードされていて、そこからテキストをダウンロードしてしまっているからである。早世されていて著作権は消滅しているので違法ではないし、こうしてアップされているのは助かりますが、何とも複雑な気持ちです。
またいつだったか書いたと思いますが、大手拓次の詩も青空文庫で読めるのはもちろん、大手拓次の窓というWeb Siteには拓次の詩集「藍色の蟇」の内容は無論、北原白秋の序文、萩原朔太郎の跋文までアップされていて、実にうれしい。
印刷媒体での再版が望めない作品は著作権さえクリアできればネットで、そういう動きは止められないだろう。パブリック・ドメインはネットに乗ってこそ活用できる。
カテゴリの「パタフィジック倶楽部」と「マニエリスム倶楽部」の記事をすべて「偏愛図書室」に統合したいのだけれど、さて。今、そんなことをしている場合ではない。いよいよ、締め切りまで正味一ヶ月となりました。尻に火が点けばいいのですが、それさえもまだ、とほほ。
左川ちかで検索してきました
返信削除結構前の日記なんでわざわざ書くのもあれですけど
詩のサイトがリンクにもあったんで。
全詩集 改訂増補版がでるみたいですね。
http://urag.exblog.jp/9612886/
あめんぼあかいなあいうえお様
返信削除貴重な情報、ありがとうございました。