2010年11月6日土曜日

Monomanie

 うっかりしていた。
 今日は留守番で外に出られない日だった。

 ということで、デスク・ワークをしながら、ついでに昨日見つけ出した前処理をしたオヤマボクチの精製をしてしまうことにし、大きめの鍋に水と重曹をいれオヤマボクチを入れてガスに火をつけた。そして半日ずっと煮立てているとガスの消費量もバカにならないなどとつまらないことを考えているうちに、以前、どこかの結婚式の引き出物のカタログで引き換えた圧力鍋のことを思い出した。母親が豆を煮るのに圧力鍋がほしいとか言って、一度ライマビーンズを煮るのに失敗して焦がしたまま、箱入りでスチール物置の奥の方に鎮座している。
 あれでオヤマボクチを煮たら時間短縮できないか。
 ということで、早速、圧力鍋にオヤマボクチを移して実験開始。ただし、カタログで貰った鍋なので小さめで容量が少なく、せいぜい1/3くらいしか入らない。
 じきに煮立って鍋蓋の上の錘が回転を始めたが、そこから緑色と茶色が混じったような煮汁が噴出して鍋蓋を汚し出したのには慌てた。普通の鍋である程度煮て、いったん煮汁を捨てて水を入れ替えて圧力鍋で煮た方が良さそうだ。10分煮て10分蒸らしてから蓋を開けてみたが、まだ茎などが硬い感じがするのでさらに15分煮て15分蒸らし、それを煮汁といっしょにあるキッチン用の調理器具にかけ、それをさらにキッチン用の金属製の籠に入れ、水道水で細かいゴミを洗い流す。
 それを何回も反復してゆくとだいぶきれいにはなった。

101105oyamabokuchiseisei.jpg

 だがまだ完璧ではない。そこかしこに茎の切れ端が残っている。

 どうもわれながら熱中しすぎで、ふとMonomaniaという言葉を想起してしまった。 
モノマニア(monomania、ギリシャ語:monos(単一の) + mania(狂気)に由来

 この言葉を検索したら、そういうブランドがあるのには呆れた。
 ガルシア・マルケスもロートレアモンも、モノマニアという精神医学用語さえブランド名にしてしまう日本の資本主義、商業主義は異様である。

 ということで、本日のタイトルをMonomania(モノマニア)ではなくフランス語風にMonomanie(モノマニー)とした。

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