2011年4月7日木曜日

暴走じいさん

 どうもフォークリフトの運転が下手になった。一年中操作していれば腕は落ちないだろうが、仕事が春先に集中するので、それ以外の時期は下手になる。今日もリフトをもう少し下げればいいのに、まあ大丈夫だろうと上まで上がりきっていないシャッターの下を通過したら、リフトの最上部がシャッターの下の端にひっかかり、ガーンという音と共に少し曲がった。足で押したら曲がりがかなり直って一応そのままシャッターが使えることが判って安堵した。完全に壊していたら修理にどれくらいの費用がかかったのだろう(汗)。

 そういえば今日、かなりの高齢者が車でわが家に来た。うちの母親が生まれた村のおじいさんなのだが、「モモちゃん、元気?」などと言いながら小さく鼻歌など唄っている。
 帰ってから母親にそのひとの歳を訊いたら「96歳」だという、ひえ~。96歳で免許証を更新していて、軽トラックを結構飛ばす暴走じいさんなのである。たまたま、かなり歳下らしい奥さんを助手席に乗せて車を走らせているのを見るが、のろのろ運転ではなく結構なスピードを出していて、あきれる。
 耳は少し遠いが頭脳明晰で足腰もしっかりしていて、私が知る八十代より若々しく元気だ。ちなみにこの暴走じいさん、剣道八段の師範でもある。
 どうせ長生きするのだったらああなりたいものだが、しかし草臥れないものかな?


 久しぶりに、Zette Maroto唄うJ・プレヴェールの「La romance」を聴く。
 J・プレヴェール、ボリス・ヴィアン、レーモン・クノー、みんな親しく、パタフィジック協会のメンバー。羨ましい時代。



♪ たえまなく小人が歌っていた

  ぼくの頭のなかで小人が歌っていた

  青春の小人が

  短靴の紐をぷっつり切った

  祭りの小屋のいっさいが

  とつぜん跡かたもなくなった

  この祭りの沈黙のなか

  この祭りの砂漠のなか

  ぼくは聞いた きみのこのましい声

  きみの裂かれたかぼそい声

  こどもっぽいひとりぽっちの声

  遠くからぼくを呼ぶ声

  ぼくは胸に手を当てた

  そこには

  血にまみれゆれ動いていた

  星をちりばめたきみの笑いのガラスの破片が七つ。♪



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