2007年5月11日金曜日

euripides君の奇妙な情熱、蕎麦栽培計画怒濤の実践編

 ようやく書いて投稿したはずの記事が、アップロードされませんでした。
 おそらく、投稿ボタンではなく確認ボタンを押してそのままブラウザを閉じてしまったのが原因だろうと思います。自分がいけないんです。
 がっかりして寝てしまおうと思いましたが、気を取り直して……。

 6日に携帯電話のカメラで撮った菜園の写真二点です。
 今年はこれまで経験したことがないくらい玉ねぎの茎葉が立派であるので、大豊作の予感。しかも昨年秋に苗が余ってもったいないとばかりに植えまくったので500本くらいあるのではないか。玉ねぎ500個? その手前はレタスとグリーンボール・キャベツ15株ずつ。その左手は落花生を播いたばかり。向こうに見えるのは毎度おなじみルバーブ。右の写真はその白く可憐なルバーブの花。

saien070506.jpg rhubarbhana.jpg

 蕎麦栽培の経験者をつかまえてはいろいろ訊き、またネットで調べもしている。
 いちばんのポイントは、当地で最適な播種時期と、10アール当たりの播種量。
 訊いても素直に教えてくれない人が多いのは仕方ないか。
 親しい知人で昨年初めて蕎麦を栽培したTさんは正直に教えてくれた。Tさんは昨年8月7日に播種。播種量は10アールあたり4kgだという。「土用の土を三日被ればいい」という蕎麦播種にまつわる言い伝えはもっと標高の高い(1000m?)地域のことで、このあたりでは八月に入ってからでいいという。借りる畑の所在地を言うと3~4日前、つまり8月3~4日頃が良かろうと言う。
 Tさんは種を手で播いたという。ネットで検索すると手押し式の播種機「ゴンベエ」で播いているケースが多い。播種機の方が一律に播けていいだろうし、楽なような気もするので、どこかで播種機「ゴンベエ」を借りなければ。蕎麦の品種は「信濃1号」、1kg千数百円するらしいが、これも知り合いの種苗店で購入予定。
 大体の作業イメージは把握出来て来た。
 問題は収穫作業の刈り取り、乾燥、脱穀作業である。これは一人では無理。無職で優雅な生活を送っている同級生のM君や従姉のご主人Kさんなどに動員をかけよう。というか蕎麦で釣ろう。
 周囲は林檎園だし、仕事が休みの日に弁当持参でみんなでのんびり作業などしたら楽しいだろう。
 このブログをお読み下さっている蕎麦好きな方、秋に石臼挽きの蕎麦粉が出来上がるのを楽しみにお待ち下さい!!


 フラナリー・オコナーの作品についてのNさんの「光明」という言葉に、「螺旋のカノン」を聴いている時のような眩暈を感じた。
 光明が無いことが光明であるような、そういう逆説的光明は無いのだろうか?
 考えているうちに、かつて悩まされた、「救いがないことがむしろ救いである」という逆説的言辞を思い出した。
 「救われる」ことで、人間は人間でなくなる。
 人間であり続けるためには、むしろ「救いがない」状況を是認すること。
                        (堂々巡り、あるいは「螺旋のカノン」)
 

5 件のコメント:

  1. 以前喫茶店でアルバイトをしているときに、実は豆挽きは、機械を使った方が均一に挽けるからムラがなくて美味しいと聞き、あるいは、精米率が美味しさを決めるという日本酒でも、YK30などというときの30%の精米率は、現代の機械があってこそ可能になったと聞きました。一概に昔ながらの遣り方がよいわけではなくて、機械の進歩が手間だけでなく、美味しさにも貢献するというのが、嬉しかったのですが、均一な種蒔きというお話で、ぼんやり思い出しました。
    「救いがないのが救い」というのは、ヴェイユの「神を待ちのぞむ」や「ギリシアの泉」を思い出させます。ヴェイユに共感する最たるところです。

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  2. そうですね。機械の進歩が、天才の神業に頼らなくても一定のレベルの製品を作ることを可能にしたんですよね。
    「救いがないのが救い」というのは、多分、シェイクスピアの「きれいは汚い、汚いはきれい」というあの有名な魔女たちの台詞に通じるものと思います。
     Lydwineさんとこうしてお付き合いいただいている以上、ヴェイユをきちんと読まなくていけません、よね。

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  3. いや、そうした義務感はよしておきましょうよ。
    刺激は受けあいながらも(私の場合、受けっぱなしの追っかけ状態ですが)、やはり自分の興味の赴くままに、好き勝手にやっていきましょう。読書を楽しむためにも。

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  4. 救いがないから人間でいられる。本当にそのとおり。生臭く悩み多い人間だからこそ、小説にもなるんですね。オコナーは一瞬の光明を求めて書いているようだけど、光明は一瞬、射して、ああ、とそっちに顔をむけたとたんに、ふっと消えてしまう。だからこそ、心臓が動いて脳が働いている限り、人間はたぶん、綺麗で汚い、汚くて綺麗な世界にいなければならない。それは喜ばしいことかもしれません。
    それにしても、何という畑の見事さ!!!これは、プロの仕事ですね。
    我が家の、多忙なときは2週間も間を置いてしまう、遠隔地の、草ばかりの畑では、とても可愛いタマネギが出来ます。近所の農家の奥さんがそれを見て大笑いして、立派なタマネギを恵んでくれました。美味しかったです。
    小さいのも、見捨てずにスープに丸ごと入れると美味しい。昆布茶で煮ても美味しいです。

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  5. わが家でも玉ねぎを作り始めた頃には小さな玉ねぎしか出来ませんでした。スーパー・マーケットで見かける「小タマネギ」ですね。
     でも順に上達して大きなタマネギを作れるようになりました。やはり植える時にあまり小さな細い苗ではダメですね。種まきしたら水分を切らさないで一気にそろって発芽させ、定植時までにいかに太くしっかりした苗にするかが勝負です。

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