2009年4月21日火曜日

抹香臭くないお別れ

 消化しきれない仕事に追われ続けているのに、午後また葬儀。
 父の生家の縁戚なので神官による神葬祭で、2月に続いて二度目。仏式と異なり、玉ぐしを捧げて二礼二拍手(忍び手)一礼なので、抹香臭くないのがいい。三途の川だの閻魔様だのということもなく、霊になる、ただそれだけで、じつに単純明快。
 亡くなったのは、生後三日で生母を亡くした父の乳兄弟だったひと。おまえの親父に栄養を半分取られてしまい、それでおれはこんなチビスケになってしまったのだと、以前、何回も冗談めかして言われた。
 こうして、ひとりずつ、知っている人が居なくなってゆく。

 夜、本を読めない。朔太郎の「氷島」を少し。声を出して読んでみる。
 ネビル・マリナー指揮の「管弦楽組曲」を飽きるほど聴き、次に「ブランデンブルク」を聴いてみたが、いい演奏に遭遇しないのであきらめ、カンタータを少し聴いてみた。aria、recitativo、 choral、何か、はまりそうな予感。
 


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