今日、残雪研究会から「残雪研究第8号」が送られて来た。
差出人が近藤直子さんではなく、研究会の鷲巣益美さんの名前だったので「あれ?」と思ったが、会の事務を鷲巣さんがされるようになったのだとばかり思っていた。
しかし、同封されている文章を読んで驚いた。
近藤直子さんが昨年8月に亡くなられていた。近年は文学関係の雑誌も定期購読をやめてしまっていたので、訃報を見落としていた。
私より3歳年下ですが、現代中国文学が専門で、ことに残雪(ツアン・シュエ)の日本での翻訳者であった。
出版からそう年数が経過したでもないのに「廊下に植えた林檎の木」という小説集が絶版になっていて、古書でもなかなか見つからなかったので、訳者の近藤さんにメールで「増刷の見込みはありませんか?」と問い合わせたところ、「おそらく見込みはありません」という返信があり、何と、「廊下に植えた林檎の木」ワード・ファイルが添付ファイルとして添えられていたので、びっくりし、感激した。
そのご縁で「残雪研究」の発行が始まってずっと送っていただいていた。
創刊号から6号まで、そして、今日8号。7号だけが欠けている。まだ残部があったら送っていただこう。

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