2011年11月10日木曜日

きれいは汚い、汚いはきれい

 読みかけのまま中断していた小説を読了。感想を書きたいのだがまだ続きがあるらしいし、一種の存在論としてのフリークス(畸形)という論じ方になるので、書き方が難しく、簡単には書けそうもない。
 それにしても、女性がこういう小説を書くというのはある種の脅威であり、また刺激的だ。彼女が書いた小説も十二分にフリークスな小説でいったいどんな評価をされているか気にかかっている。


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 昨日、今日の寒さにもかかわらず、庭の片隅で咲いているアイスバーグという名の白薔薇。
 この端正かつ純白な美しさと、畸形的存在としての人間。
 今更ながら、ハムレットのなかの「To be, or not to be」に負けず劣らずの、シェイクスピアの『マクベス』のなかの「きれいは汚い。汚いはきれい」という魔女たちのセリフが思い出される。
 人間は天使でありつつ悪魔である。そのせめぎあいを書いてこそ文学。

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