2001年9月17日月曜日

ひとをしてこのような悪を為させるもの

5000、6000の命を奪うことは無論のこと「悪」である。だからといってただちに「悪いやつらを滅ぼせ」というのはあまりに単純すぎる。「盗人にも一分の理」というが、彼らテロリストがおびただしい命を奪っても得ようとしたのは何だったのか。

それにしても、もっと人間が想像力豊かであれば。
映像は、直截であればあるほど、人間の想像力を貧しくするような気がする。
文学こそ他者への想像力を豊かにしてくれるものと思うのだが、もうそういう文学は死んでしまったような気もするし。
ふと、埴谷さんが小説のなかで言及している「大審問官」と、イエス・キリストに食べられたガリラヤ湖の魚のことを思い出してしまった。(この頃、思考が老化している)

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