7月4日5日とビジネスホテルに宿泊してミステリー・ツアーをしている時に、同行者はパソコン持参で取材メモや撮影した写真の整理などをして部屋にこもっていたが、付録でついて行って旅慣れない私はパソコンなど持たずに行ってしまったので、夕食後が退屈だった。テレビもニュースと天気予報以外は見ない。
蕎麦屋の探訪に出たが水曜日はお休みの店ばかり。仕方無しにホテル近くの書店に入って目に入ったのが、岩波文庫「遊戯の終わり」(コルタサル・木村榮一訳・660円+税)。

実を言うと国書刊行会から出た同じ訳者の「遊戯の終わり」を持っているので、買う必要はないのだが、なぜか買ってしまい、ホテルの部屋で二泊している間にまた読んでしまった。同じ本を2冊。しかも、また読めてしまうのがおかしい。
国書刊行会の本を持っている私と、岩波文庫版を買って読んだ私は別人なのかもしれない。後ろから誰かがのぞきこんでいる感じ、なんだかな……。
この本はわたしの運命の本でもあります。フランス文学が大好きだったわたしが この本から ラテンアメリカへ。
返信削除そして 原語で読んでみたい衝動にかられ そして スペイン人と結婚。 彼は 文学の人ではなく 生物学の人なので
ぜんぜん こういう話はしないのですが。
すごい秘密を教えていただきました。cazorlaさんが今スペインにお住まいになっているのをずっとたどってゆくと、「遊戯の終わり」まで遡ってしまうんですね。
返信削除コルタサルのほかに、マルケスの「十二の遍歴の物語」も偏愛する一冊です。